思い付くままバイクで出掛けよう! アウトドアで過ごすコーヒーとおやつの時間♪ デイドリップ通信VOL.22

バイク乗りのコーヒー店主、黒田悟志さんによる連載コラム。今回はコーヒーとおやつの時間を過ごすため、ショートライドを楽しんだお話です。

バイクの機動性を活かして「おやつの時間」を楽しむ

 こんにちは、Day Drip Coffeeのクロダです。都内で小さなコーヒー屋をやっている、バイク好きのマスターです。このコラムではバイクとコーヒー、二つの世界を行き来して気付いたトピックをお届けしています。

 と言うことで、今回のお題は「バイクで楽しむおやつの時間」です。とある休日の午後、おやつの時間を陽の当たる場所で過ごしてみたいと思い、片道小一時間程の距離を出掛けてきました。思い立ったらヒューっと出掛けられるのがバイクの良いところ。機動力の良さはバイクの魅力の一つですね。

 向かったのは神奈川県西部の秦野市にある“弘法山”という低山です。ここにはちょっとしたハイキングコースがあり、その尾根伝いの一部は弘法山公園として市民の憩いの場にもなっています。展望台からは遠く富士山を眺めることが出来、また桜の名所として知られています。この日は桜の見頃も後半戦というタイミングだったので、まだまだお花見が楽しめそうでした。そこで桜を眺めながら山頂の公園でコーヒーと甘いものでも頂こうと思い、簡単に荷物をまとめて出発しました。

筆者(黒田悟志)の愛車、ヤマハ「XSR155」
筆者(黒田悟志)の愛車、ヤマハ「XSR155」

 都内の一般道を抜け、用賀から東名高速道路に入ると、西へ向かって走ります。実はこの前日にETCのシステム障害により料金所周辺で大きな渋滞が起きていました。ちょっと心配でしたが、東京料金所が多少渋滞気味だった程度で、特に大きな混乱もなく無事に通過。そして海老名サービスエリアに立ち寄りました。メロンパンなどをゲットし、再び西へ。秦野中井インターチェンジで降りると、まずはある場所へと向かいました。

環境省が選定した「名水百選」に「秦野盆地湧水群」。その一つ「弘法の清水」に立ち寄り湧き水を調達。この水でコーヒーを楽しむ予定でしたが⋯⋯
環境省が選定した「名水百選」に「秦野盆地湧水群」。その一つ「弘法の清水」に立ち寄り湧き水を調達。この水でコーヒーを楽しむ予定でしたが⋯⋯

 それは湧き水の水汲み場です。秦野は湧き水が大変多い場所で、環境省が選定した「名水百選」に「秦野盆地湧水群」として選ばれた地域です。湧き水スポットが点在しており、市民の水汲み場として利用されている場所もあります。そんな場所の一つ「弘法の清水」に立ち寄り、そこで汲んだ水でコーヒーを淹れようという算段です。到着するとご近所の方と思しき方が水を汲んでいました。僕も持って来たボトルを満タンにしてから、弘法山公園へと向かいます。

 ハイキングなら下からしっかり登っていくのですが、今回は中腹までバイクで上がっていきました。無料駐車場にバイクを停めると、ライディングウェアからハイキングウェアに着替え、リュックを背負って登山道をゆっくり登っていきます。すれ違う人と挨拶を交わしつつ、1kmも歩かないうちに尾根伝いの道“馬車道”へ出ます。道の両側にはたくさんの桜の木が植えられ、散り始めた桜の花びらでピンクの絨毯のようです。しばらく進むと勾配が上がり、登り切ったところで弘法山、目的地到着です。

 さっそく空いているベンチに腰を下ろし、お湯を沸かしてコーヒーを淹れようと準備を始めたら……なんとコーヒーが無いではありませんか! 今回は手軽に済ませようと思い、当店のドリップバッグを取りに店に寄ったのですが、それをライディングウェアのポケットに入れたまま着替えてしまい。結果、バイクに置いたまま忘れてしまったのでした。さすがに取りに戻る気にもなれず、スポーツドリンクとメロンパンという組み合わせに。あぁ、やっちまった……。

 でも桜が舞い散る中、山の上のベンチで過ごすおやつの時間は心地良く、思いつきで来た割には上出来なひと時となりました。その後、展望台に移動し富士山をチェックしてみましたが、頭に雲のかかった姿がうっすらと確認できた程度でした。一日中薄曇りだったので仕方ありません。散策しながら駐車場まで戻ってくると、富士山の姿が先ほどより鮮明に見えてきました。傾いた夕陽で逆光気味になったおかげです。再びライディングウェアに着替えると、弘法山を後にしたのでした。

秦野市にある弘法山。尾根伝いの“馬車道“の両脇にはきれいな桜が咲いていました
秦野市にある弘法山。尾根伝いの“馬車道“の両脇にはきれいな桜が咲いていました

 残念ながら今回は自分のポカで、アウトドアのコーヒーを楽しむことが出来ませんでした。でも翌朝、汲んできた湧き水を使ってコーヒーを淹れてみました。普段の水道水より柔らかく、滑らかな印象のコーヒーに仕上がりました。コーヒーのために湧き水を汲みに行くのも良いかもですね。

 また何かの折に、どこか眺めの良い場所へコーヒーを淹れに行きたいと思います。それも出来れば思い付きで。バイクとコーヒーのある暮らしには、そんな遊びの部分を大事にしたいです。

【画像】富士山も見られる穴場スポット!!秦野市にある低山、弘法山を画像で見る(11枚)

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Writer: 黒田悟志

世田谷の自家焙煎カフェDay Drip Coffee店主。自転車ロードバイクに20年ほど乗ってきたが、2年前オートバイに目覚めて自動二輪免許取得。両足2気筒から4スト単気筒へ。昨年はSSTRにも初参加しバイクライフを堪能中。

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