自転車の交通違反に「青切符」!! 来年度から「反則金」導入が決定 免許不要でも納付は通告
「ながらスマホ」や「酒気帯び運転」など、近年問題となっている自転車運転者による重大事故は後を絶えません。警察庁は自転車による交通違反に対して、来年度から反則金納付の対象となる、いわゆる「青切符」を導入することを発表しました。
クルマやバイクと同じ、自転車にも「青切符」
2024年5月に成立した改正道路交通法で導入が決まっていた「自転車運転による交通違反への青切符導入」が、2026年4月1日から実施される方針であることが警察庁より発表されました。

この改正法では、増加する自転車による重大事故を回避すべく、自転車による違反を段階的に強化していくとしていました。
2024年11月には「ながらスマホ」、「酒気帯び運転」などの罰則規定が整備されており、たとえば「ながらスマホ」によって事故を起こすなど、交通の危険を生じさせた場合には、1年以下の懲役または30万円以下の罰金という重い罰則が科せられることになっています。
今回発表された「青切符」を交付する新制度では、さらに細かく反則金が示されており、信号無視や一時不停止など113の交通違反について、反則金額の案が出されています。
金額案を見ると、ながらスマホは1万2000円、信号無視や通行区分違反(逆走や歩道通行など)は6000円となっており、バイクで反則行為を行った際と同等の金額となっています。
またブレーキのない自転車で走行するなどの制動装置不良に5000円、傘差しやイヤホンで周囲の音を遮断する行為に5000円、並走や2人乗りに3000円など、細かく金額設定がされています。
警察庁では、4月25日からこの件についてパブリックコメント(意見公募)を行っており、意見を考慮した上で政令を改正するとのことです。
なかなか減ることのない自転車による重大事故ですが、近年の取り締まりの強化によって、東京都では2024年中の自転車事故が前年と比べて発生件数・死者数ともに減少しているようです。しかし交通事故による死者数の17.1%と、依然として大きな割合を占めているとのこと。
新しい規則と同時に、自転車運転による重大事故につながるおそれがある違反について、今後は重点的な取り締まりも実施されることでしょう。自転車利用者には、より交通ルールやマナーへの高い意識が求められています。





