デザイン? 規格? 何を基準に選んでる? ヘルメットメーカーに聞いたそれぞれのブランドのこだわりポイントとは

知ってた? 実は他のもある個性的なヘルメットメーカー

 そして、会場移動途中でたまたま見つけたかわいいヘルメットが、大久保製作所のブランド「AMBOOT(アンブート)」ブースで展示されていた「charm」。

 もともと老舗メーカーである大久保製作所には、77年以上郵便屋さんや新聞屋さんで使用され続けている業務用ハンドルカバーやシートカバーなどを販売する「ヤママルト」というブランドがあるんだけど、そのヤママルトとは別に、2022年から「アンブート」というバイク用品ブランドを立ち上げたんだって。

 アンブートのラインナップは「かわいすぎず、かっこよすぎない。」をモットーに、サイドバッグやシートバッグ、リアボックスなどの積載バッグをメインに商品展開をしていて、新たなチャレンジとしてヘルメットの販売を、今夏を目処に目指しているんだとか。

AMBOOT(アンブート)ヘルメット【charm】は女性向けに作られたシンプルでかわいいデザイン。S・Mサイズ展開で7月発売予定
AMBOOT(アンブート)ヘルメット【charm】は女性向けに作られたシンプルでかわいいデザイン。S・Mサイズ展開で7月発売予定

 ブースにはコンセプトモデルが陳列されていたんだけど、フラットなデザインが目に入って、思わず足を止めてしまうほど惹かれてしまったよ。

 世の中に出回っているヘルメットのデザインは、無地(シンプル)、もしくは派手と極端なところがあるけど、アンブートのcharmはシンプルだけどさりげなく主張している可愛らしさがあって、これまでありそうでなかったデザインだなぁと感心したので、手に取って細部までじろじろ観察してしまう始末。

 女性ライダーの悩みのタネには「ヘルメットを被るとファンデーションが内装のスポンジに移って白っぽく汚れが目立つ」問題というのがあるんだけど、charmのコンセプトモデルでは内装は茶色と、見た目の清潔感を確保してくれている(私の勝手な予想)のがありがたい。

 最近は当たり前になったものの、内装を取り外して洗えるのも消費者目線で嬉しい機能。

 ちなみに、ヘルメット自体はリード工業とのコラボレーションだそうで、7月に発売予定(3月時点での情報)みたい。

 気になる人はチェックだね! ホームページにはまだ掲載されていないようなので、公式SNSで最新情報をチェックするといいかも!

全米シェアNo. 1のバイク用品メーカーHJCの『i80 Roki Helmet』フルフェイスヘルメットも流行りのマット塗装でかわいい
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 そして「HJC(エイチジェイシー)」。1971年にヘルメットの製造を開始し、韓国・中国・ベトナムに工場を持つHJCは、騒音などをテストする最先端の「風洞実験施設」を自社に備えた数少ない企業のひとつ。ヘルメット装着中の静音性確保に、特に気を遣っているメーカーなんだって。

 レース系からカジュアル系など、幅広いバイクシーンでライダーのファッションを支える人気メーカーで、アールエスタイチが代理店になっているヘルメットブランドだよ。

 どのヘルメットもSG・JIS規格といった安全基準は満たしているのはもちろん、MFJで公認されているモデルもラインナップされているので、公認レースでの使用も可能なフラッグシップヘルメットを探している人も要チェックなメーカーだよ。

 世界最高峰のモーターサイクルレース「MotoGP」では、ヤマハのファビオ・クアルタラロ選手が装着していることでも有名。

 HJCのラインナップを見ていくと、奇抜でレーシーなグラフィックも多くてかっこいい印象! 帽体も角ばっていたり顎が尖っていたり全体のフォルムも特徴的だから、バイクがおとなしめでも、ヘルメットで遊べるのが楽しいかも。

 ちなみにフラッグシップモデルの「RPHA12」には、カーボン仕様のヘルメットもあるから、気になる人はアールエスタイチのホームページを見てみてね。

ヘルメットは、わたしたちの安全安心なバイクライフに、なくてはならない存在
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 そして最後に、マルシン工業がラインナップする「marushin(マルシン)」のヘルメット。

 1948年に創業し、自動車用シートやオートバイ用風防などを製造したのち、ヘルメット中心の製造に方針転換。1962年に「SAFIT」ブランドを立ち上げて、ヘルメットの本格展開が始まったんだって。

 そして今回のモーターサイクルショーには、マルシン工業として初めて参加されたんだとか。他のメーカーにはない個性が光るデザインのヘルメットも多く、機能的なフルフェイスヘルメットをはじめ、ハーフヘルメットやバブルシールド標準装備のジェットヘルメットなど、とにかくよりどりみどりなラインナップが特徴のメーカーだよ。

 マルシンのブースで気になったヘルメットは、今回のモーターサイクルショーで参考出品されていた「BUBBLE RIDER」。声を大にして言いたいのは、このジェットヘルメット可愛くない!?

 近年、自分の肌に合うパーソナルカラーを知ることが当たり前となっていて、着る洋服のカラー次第で顔色が明るくなったり暗くなったりするという知識は、ファッションに気を遣う多くの人たちにとって共通認識となっているけど、ライダーにとって顔にもっとも近いヘルメットにも洋服選びを楽しむように、自身のパーソナルカラーから選んでみるのもありだなぁと思わせてくれるような展示内容。マルシンのブースは、すごくセンスあるなと思ったよ。

 BUBBLE RIDERのラインナップは基本パステルなカラーリングなんだけど、それらがレトロ可愛く陳列されていたのを見て、ついブース前で足を止めてしまうほど。

 こういった鮮やかでポップなヘルメットは、わたし的に日常の気分を上げてくれると思っているから、バイク用品界隈にもっと増えて欲しいなと願うばかり。

 ちなみに、わたしがこのヘルメットを被るなら、相棒はベスパとかビーノのようなスクーターを選びたいかな! マルシン⋯⋯今後チェックを欠かしてはいけないヘルメットメーカーになってしまった⋯⋯。

※ ※ ※

 さて、ヘルメットメーカーのブース探訪はどうだった? 昔はヘルメットが必要なかった時代もあったらしいし、今でも海外では被らなくてもいい地域もあるみたいだね。

 だけど、バイクはクルマと同じ速度が出るのに、リスクが高い乗り物。万が一の時に身体を少しでも守るためには、バイク用に開発されたウェアやヘルメットをかぶることが何より大切だよ。

 事故に巻き込まれた時のことを考えたら、ヘルメットはモーターサイクルショーに出展しているような信頼できるメーカーさんのラインナップから選ぶのが無難だと思う。

 わたしたちの安全安心なバイクライフに、なくてはならない存在であるヘルメット。自分の身を守るために、デザインはもちろんだけど、機能性や安全性をよく調べて選んで欲しいな。

 どれだけ大事にしていても、古いヘルメットは当然劣化していくものなので、これを機に新調する方がいてくれたら嬉しいな! 是非、参考にしてみてね!

 ということで本日はここまで。また8のつく日にお会いしましょう!

【画像】ヘルメットを選ぶ基準は? 東京モーターサイクルショーでヘルメットメーカーブースをチェックするバイク女子の高梨はづきさんを画像で見る(16枚)

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Writer: 高梨はづき/hapi

(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!

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