とにかく乗りやすいから乗って見て! ホンダ「NX400」はどんな道でも走れそうな安定感とモダンなデザインで乗り手を選ばない最強クロスオーバー
毎月の8日がつく日は『高梨はづきのきおくきろく。』。バイク女子の高梨はづきさんが試乗したホンダのクロスオーバーモデル「NX400」をインプレッションしてくれました。
教習車に選ばれる乗りやすさに納得!
皆さんこんにちは、バイク女子の高梨はづきです。
本日は、ホンダのクロスオーバーモデル「NX400」の試乗記をお届けしていくね!
今回紹介するNX400は、400Xの”後継モデル”として2024年4月に発売されたモデルだよ。
あれは、たしか2023年のはじめ頃だったかな、ご先祖モデルである400Xに乗ったことがあるんだけど、後継機種のNX400が現在の教習車に選ばれるのが納得できるほど、前モデルの時点ですごく乗りやすいバイクだったイメージを、今でも強く覚えている。
その後、惜しくも2023年末をもって生産終了してしまったんだよね。
NX400のカラーバリエーションは、白と黒の2色展開。その中で今回乗らせてもらったのは、黒のマットバリスティックブラックメタリックというカラーだよ。シックでかっこいいよね。
400Xの後継モデルということだけど、ご先祖様にと比べると外見のデザインがマイルドになったように思う。タンクカバーのエアインテークが控えめになり、フロントライト下にある特徴的なパーツもクイッと突き出てこなくなって、なんというかこう、パツッと中心に寄ってまとまりのある見た目になった感じ。
ハンドルを右に切って斜め後ろから見ると、王族だけに飼うことが許されていたシャム猫のような凛とした佇まいも感じられるんだけど、うーん、伝わるかな(笑)。
シールドが縦に長くなってデザインがシンプルになった点は、わたし的には高評価。そのおかげもあって、縦型2眼ライトからリアにかけてパーツの組み合わさり方が滑らかになった。凹凸の主張が落ち着いてスマートさを感じたよ。

先祖の400Xには「ダートもいけるぞ!」というメッセージ性が見えるデザインだったけど、NX400は全体的にモダンで、オンロードでの頼り甲斐がより引き出された印象だね。
とはいえ、クロスオーバーモデルの称号はそのまま引き継いでいて、オンロードもオフロードもどちらも楽しめる性質は持ったままとのことなので、ツーリング旅にはもってこいのバイクなのも変わりないようで嬉しい!
それではまたがってみよう。シート高800mmは、側からみると座りやすそうにみえる。わたしの身長(158cm)で実際にまたがると、つま先が接地するくらいのツンツン状態。
だけど少しの足の支えだけで自立してくれるような安定感があるので、車重196kgも特に重いと感じることもなく、停止状態でも安心できるバイクかな。
走り出す前から安心感を感じられるのは、初心者やリターンライダーには特に有り難いよね。
それではエンジンをかけて出発!
中低音のマフラー音が鳴り響き、聴き心地のいいエンジン音を聞けば「これからバイクで出かけるぞーー!」というワクワクが込み上げてくる。
ゆっくりアクセルを回して走り出してみると、やっぱり安定感があるので、低速でもふらつくこともなく安心の乗り出し。
ライディングポジションも上体が起き上がったポジションで乗れるので、とっても楽々。ハンドルの距離もちょうど良い位置にあるから、旋回してUターンを行う時も特に気を使うことなく自然とこなせたので、こういうところが教習車にも選ばれる理由なんだなぁと納得したよ。

変に緊張感を持つバイクは乗り手を選ぶし気疲れするし長距離運転には向いてないけど、NX400は誰が乗っても受け止めてくれる懐の深いバイクということだね。
車線変更時なんかは、キビキビヒラヒラ運転することも可能だけど、どちらかというとユラ~ン、ヒラ~ンと余裕を持ってハンドルを切る方が、このバイクの特性に合っているように思う。せかせか運転は似合わないので、どっしり運転するのが吉!
コーナリング中は、バイクに包み込まれるような一体感を感じた。旋回時の感度が高いわけではないけど、優しさ溢れたエスコートのおかげで、Rの大きなカーブでは大胆に進入していけるのが楽しいね。
少しガタつく路面に遭遇した時でも、しなやかなサスペンションのおかげでお尻が大きく弾むこともなかったし、ハンドルが持っていかれることもなく、乗り心地は快適だったよ。
メーター周りに目を落とすと、NX400には5インチフルカラーTFTの液晶が搭載されているので、夜間はもちろん昼間でも画面が見やすい。
ライディング中はまじまじとメーターを確認できる場面は少ないから、こういう仕様が標準化されてきて嬉しい限り。
さらにNX400は、Honda Road Syncというアプリを使うことでスマートフォンをBluetoothで繋げることができる。
連動させれば、ハンドルスイッチでの操作やBluetooth接続されたヘッドセットを通じたライダーの音声指示などから、スマホのマップアプリやミュージックアプリなどの操作が可能になるよ。

例えば、高速道路走行中みたいな停車できない状況でも、手元や音声で操作が可能になるのは便利だね! さらにライドモード機能では、自分が通った道を記録してくれる機能なんかも備わっているので、行って帰ってきてから自分がどんなコースを走ったのか見返せるのも思い出になるし、「次の出掛ける予定を立てよ!」と、出かける意欲が湧くのでぜひ使ってみてね!
気になる燃費だけど、28.1km/L(WMTCモード値の燃料消費率)。タンク容量は17Lなので、単純計算で航続可能距離が約477.7kmだよ。
これは東京から石川の金沢市くらいまで、1回の給油で行けちゃう距離だっていうからスゴイよね。色んなバイクに乗るたびに航続距離を調べて何処までいけるか検索してみては毎度思うことなんだけど、コスパ良すぎない?
ただ、当然だけどずっと乗っていればお尻が痛くなったり、時には雨風にさらされて体力が削られたり、クルマのようなプライベートスペースの確保など難しいところはあるけど、バイクでしか感じられないことはたくさんあるから、長距離を安全に安定して運んでくれるNX400のようなクロスオーバーモデルは重宝されるはず。
サイドにバッグを着けてもかっこよさは失われないし、むしろ倍増しちゃうのがクロスオーバーモデルのいいところ!
憧れのスポーツモデルで颯爽と街中を走り抜けるのもかっこいいけど、長くお付き合いしていくバイクとして、NX400はおすすめだよ! そんなNX400の価格(消費税込)は89万1000円です。
ということで本日はここまで。また8の付く日にお会いしましょ~!

Writer: 高梨はづき/hapi
(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!










