「桜えび天国」静岡県の由比の超穴場!! 暖簾もないし「本日休業」!? 予約必須の昭和レトロ感満載店「玉鉾(たまほこ)」で頂く愛情タップリの桜えび料理
静岡県静岡市の穴場グルメスポット「玉鉾(たまほこ)」について、ライターの後藤武さんがレポートします。
おかあさんの愛情を感じる料理たち
ここまで、バイクのニュースでは、「桜えび」を扱うすすめの飲食店の記事を3つご紹介してきました。「メッチャ行きてぇ」って思われた方も多いのではないかと思います。
ただ、桜えびシーズン中(春漁は3月中旬~6月初旬、秋漁は10月下旬~12月下旬)の由比は多くの人が訪れて人気店は激混み確実。休日に行ったりしたら大変です。そこで、バイクのニュースを読んでいただいている読者の皆さんのために、由比に通い続けた筆者、ゴトーがとっておきの穴場店をご紹介することにしましょう。それが「玉鉾(たまほこ)」です。

玉鉾は由比の市街地にあります。バイクが8台駐められる屋根付きガレージもあるというのがありがたい。
民宿と料理茶屋を併設したお店は広々。昭和レトロ感が漂っています。で、なんでこのお店が穴場かってことなんですが、営業中でも暖簾を出さないからなんです。
ゴトーがいったときは「本日休業」の看板まで出ていました。聞けば「お客さんがたくさん来るとさばききれなくなるから」だそうです。年配のおかあさん一人で切り盛りしているので、予定外のお客さんが押し寄せると対応ができなくなるんです。なので、基本的に事前の相談と予約が必須とお考えください。

桜えび料理のメニューは桜えびのかき揚げ定食や丼、三色丼、おすすめ定食などなど。ゴトーはかき揚げ丼がマストなんですけど、生桜えびと釜揚げ桜えびも食べたいので、おかあさんに相談。生桜えびと釜揚げ桜えびがセットになったおすすめ定食の白いご飯をかき揚げ丼にしていただくことにしました。
この3点セットがいいんですよね。丁寧に対応してくれたおかあさんに感謝。
旬の時期の生桜えびは宝石のように光り輝いていて、すがすがしいまでのさわやかさ。でも、味で言ったら釜揚げかなあ。熱が入ることで身もしっかりして旨味が凝縮されます。
かき揚げのレベルも高いです。少ない衣でサクサク食感倍増。最初に入ったときは、あまりに人がいないので(休業の札が出ているから当然だけど)、料理はどうなのかなあとも思ったんですけど想像以上の美味しさ。しかもね、おかあさんの愛情を感じるんですよ。とっても丁寧に作っている。

こちらのお店でもう一つ人気なのが桜えびのかき揚げ茶漬け。昆布と生姜のきいただし汁をかけていただくんですけど、桜えびの繊細さにおかあさんの優しさが染み渡っているような料理でした。
ちなみに今回はトライできなかったので写真がないんですが、「沖あがり」という漁師料理をいただくこともできます。桜えびと豆腐、ネギなどをすき焼き風の味付けにした鍋料理。「沖あがり」という名前は、桜えび漁師たちが沖からあがったときに食べたから名付けられたものです。
玉鉾で桜えび料理を堪能するのであれば、民宿で一泊するのが良いのかもしれません。日本平や三保の松原を走り、夜は桜えび料理を楽しむのって、とっても贅沢なノンビリツーリングプランのような気がします。
玉鉾
住所 〒421-3103 静岡県静岡市清水区由比450-1
電話 054-375-5357
営業時間 11:00~21:00
定休日 不定休
Writer: 後藤武
クラブマン誌や航空雑誌の編集長を経て現在はバイク、食、飛行機などのライターと
して活動中。飛行機とヘリの免許を所持しエアレースのTV解説も担当していたことも。2スト、旧車、V8のアメ車など多数所有。
















