補助金をフル活用すれば9万8200円から買える!? ホンダの電動原付二種スクーター「CUV e:」はシーンに合わせて特性を大幅変更できる万能選手!!
ホンダの最新電動スクーター「CUV e:」に試乗した近藤スパ太郎さんが、その魅力についてお伝えします。
充実装備の新型スクーター
こんにちは! 先進モビリティに興味津々の近藤スパ太郎です。特に電動モビリティは、最新技術や最新機能を投入した車両が次から次へと登場して目が離せません。
2025年6月20日に、ホンダから待望の電動原付二種スクーター、「CUV e:(シーユーブイ イー) 」が発売されました。発売日前に事前予約が200台以上もあった、今注目の1台です。

試乗してみたら加速パワーがとても楽しく、装備品も充実してさすが“ホンダクオリティ”と納得! 都内在住者は国と自治体の補助金をフル活用すれば9万8200円から買える。航続距離は57kmだけど、個人向けバッテリーシェアリングサービス「Gachaco(ガチャコ)」を活用すれば外出先でバッテリー交換ができる。と、都内の移動ではバイクがメインのボクは、CUV e:はアリだなぁ……と、検討に加わる電動バイクだったのです。
CUV e:は110ccくらいのサイズ感に、EVを象徴するスタイリッシュなデザイン。フロント周りには空力ノウハウの形状を取り入れることで、ハンドリングや走行安定性を向上させています。 座り心地の良い肉厚なシートとフラットステップボードで、身長172cmのボクの場合はライポジが楽々です。大型リヤキャリアを標準装備し、大きな荷物の積載やトップBOXの装着も可能。
スマホとBluetoothで連携するコネクテッド機能「Honda RoadSync Duo」を初採用し、大型のTFTフルカラー液晶メーターは直観的な操作が可能で、ナビはもちろん、電話通話や音楽再生、スマホで車両の管理や、車両システムのバージョンアップも行えます。
パワートレインには、新開発されたサイドホイールモーターと、シート下に着脱可能なバッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」(以下:MPP/1個 約10kg)を2個直列で搭載して96V系のEVシステムで動いています。
走行モードの切り替えれば、まるで別の乗り物に!?
走行特性が異なる3つの走行モードがあり、STANDARDでもスロットルレスポンスが良く、滑らかで力強いトルクを感じる走りなのですが、SPORTSモードでは更に鬼トルクに変貌し、EVならではの強い加速力がとても楽しいスポーツスクーターに切り替わります。

250ccエンジンを搭載するレブルが最大トルク22 N・m/6500rpm。CUV e:は原付二種ながらも2300rpmの低回転で最大トルク22 N・mを発揮します。
キビキビ走りが可能な一方で、ECONモード(エコモード)は航続距離を延ばすために加速パワーがかなり抑えられていて、静かな住宅街や裏道をのんびり走るのが気持ち良いモードです。
TPOにあわせて全く違う走行特性に簡単に切り替えられること。 アグレッシブな走りでも、走行中に鳥の声や人の会話が聞こえるほど静かで、低振動であることもCUV e:の魅力です。

またアクセルオンの状態で後輪のスリップを検知して自動抑制するHondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)という、トラクションコントロールを電動バイクに初搭載しています。ライダーはスリップした事には気が付かないのですが、作動した時にはモニターにTマークが表示されます。
さらに後進機能もあり、駐輪場の出し入れや狭い場所での切り返しが楽々だったり、回生ブレーキも備え……と、走行面だけでもとても多機能です。
使用環境にあわせた選択が可能
さて、CUV e:の車両本体価格は、20万200円です。 バッテリーと充電器は「購入するのか?」「Gachaco利用か?」を選択する必要があります。どちらの場合でも国の補助金3.5万円~が活用でき、自治体の補助金も併用できます。

購入する場合は1個10万8900円のMPPバッテリーが最低2個必要で、5万5000円の充電器も最低1台が必要。
Gachacoを利用する場合は、購入は車両本体のみですが、サブスク料金が永続的にかかります。
また、街中の交換ステーション(現在東京埼玉に46基、大阪に7基)のみを使うプランと、充電器も借りて自宅でも充電が可能なプランの、2つから選択できます。

前者はMPP2個分の基本料金5060円/月と、使用した分を99円/kwh相当で課金払い。 後者は、MPP2個分の基本料金5060円/月と、充電器1台のレンタルが1430円/月、ステーションで2個の交換費用が1回につき220円かかります。
選択肢がたくさんあって複雑ですが、Gachacoは初期費用が大きく抑えられ、常に良い状態のバッテリーを利用できるのがメリット。購入とどっちがお得か? は、利用環境や走行距離、何年乗るか……でも変わってきそうです。
都内住みのボクの場合は、車両のみを購入すると都から6.7万円の補助金があり、国と併せれば“9万8200円” で購入でき、さらにGachaco利用に対しても、月1400円を上限に3年間で最大5万円の助成金が使えます。
標準装備のナビには最寄りのGachacoステーションを簡単に表示させることもできるので、購入代金9万8200円とサブスクの5060円/月+αで利用できて、新しい価値観のバイクライフが待っていそうでしょ?

Writer: 近藤スパ太郎
タレント/プロデューサー。ハーレーでルート66を全走破してアメリカ大陸横断。ロシアンラリー二輪部門出場、チベットチョモランマツーリングなど芸能界きってのバイク好き。芸名はバイク好きでも知られていた伊丹十三監督から、映画「スーパーの女」に出演した際に命名された。
環境番組のパーソナリティを担当して以来、電動モビリティや環境を配慮した次世代モビリティ、環境問題にも興味津々。
俳優・MC・リポーターのほかWeb メディアSPANGSS や、芸能・制作プロダクションSPANCHOOS の代表も務める。

























