サーキットも公道も楽しめる最新スーパースポーツ

　ヤマハは、2025年10月30日に発売予定の新型モデル「YZF-R9」が生産上限数に達したため、販売店からの受注を終了したと発表しました。

　待望の「YZF-R」の新型モデルとして登場したYZF-R9は、最高出力88kW (120.0PS) ／10000rpm、最大トルク93.0N・m(9.5kgf・m)／7000rpmを発揮する排気量888cc水冷4ストロークDOHC直列3気筒4バルブのCP3エンジンを搭載した新型スーパースポーツモデルです。

　ミドルクラス最強のサーキット性能を求めると共に、スキルやステージを選ばない扱いやすさを併せ持つ懐の広いモデルに仕上られたYZF-R9では、ヤマハの歴代スーパースポーツ（YZF-R1、YZF-R6）最軽量となる新型アルミダイキャストフレーム（9.7kg）、緻密な減衰コントロールが可能な前後KYB製サスペンションでシャーシを構成。

　エアロダイナミクス効果に優れたウイングレットを採用するほか、良好な足つき性と快適性を達成したスポーティなライディングポジション、LAPタイム計測や走行データの可視化が可能なアプリ「Y-TRAC」などつながる機能、さまざまな路面状況に合わせた走行が可能なYRC（ヤマハライドコントロール）、クルーズコントロールシステム「YVSL（Yamaha variable speed limiter）」などの走行支援デバイスも標準装備されています。

　ブルー、マットダークグレー、ホワイトの3色が用意されたYZF-R9の価格（消費税10%込）は149万6000円となっています。