ホント? 「バイク女子が増えている」 SNS上で広がる女性ライダーのリアルな声とは

近年、SNSを中心に「バイク女子」という言葉が頻繁に見られるようになっています。ツーリング先での風景写真やヘルメット姿での自撮り、走行動画などがシェアされ、多くの反響を呼んでいます。

車両の多様化やSNSの普及で女性ライダー「増」?

 昨今、女性ライダーの姿を街やSNS上で目にする機会が増えてきました。かつては少数派とされていた存在が、今では日本のバイク業界に新たな風を巻き起こす、大切な層のひとつとして注目されています。

「バイク女子が増えている」ってホント? SNS上で広がる女性ライダーのリアルな声とは
「バイク女子が増えている」ってホント? SNS上で広がる女性ライダーのリアルな声とは

 一昔前まで、バイクは「男性の趣味」というイメージが根強くありました。大型で重く、取り回しに力が必要なうえにまたがっても足が地面に届かないなど、女性が乗るにはハードルが高かったこともあるでしょう。

 しかし近年では、状況が大きく変化しています。警察庁の統計によると、2018年から2023年の5年間で、女性の二輪免許取得者数はおよそ61%も増加しているとされています。

 普通二輪だけではなく大型二輪でも女性の比率が伸びていると言われており、数字の上では女性ライダーが増えていることが確認できます。

 その背景には、いくつかの要因があります。まず車両の多様化です。軽量で扱いやすい125ccクラスやスクータータイプが普及し、体格にとらわれず乗りやすくなりました。

 さらに、女性向けサイズのライディングジャケットやプロテクターが増えたことも要因のひとつと言えるかもしれません。かつてはサイズが合わずに苦労した女性ライダーも、選択の幅が増えてきました。

 加えてSNSの存在も見逃せません。インスタグラムやX(旧Twitter)、YouTubeなどで「バイク女子」と検索すると、数えきれないほどの投稿が見られます。

 ツーリング先の風景や食事、バイクとのツーショットが多くの「いいね」を集め、「自分も挑戦してみたい」と思わせる後押しになっていることも考えられます。

 また、女性ライダーがSNSで発信する内容には、男性ライダーとは違った視点が感じられます。

 たとえば「自由に走る爽快感」、「ひとり旅で訪れる小さな町での出会い」、「ツーリング先で味わうご当地グルメ」といった声は、ライフスタイル全体を彩る体験として共感を呼んでいます。

 これらは写真や動画で映えるコンテンツにもなりやすく、SNS上で広がりやすい特徴があります。

 一方で、課題や悩みも発信されています。

「駐車場での取り回しが大変」、「バイクが倒れたときに起こせるか不安」、「夜道や山道での安全が気になる」といった現実的な不安も少なくありません。

 さらに「まだ女性ライダーが少ないからこそ周囲から好奇の目で見られる」、「男性中心の世界に入りづらい」といった声も散見されます。

 こうした発信は「自分も同じ経験をした」と共感を呼び、コメント欄での交流やコミュニティの形成につながっています。

 SNSでは人と人がつながりやすいため、孤立感を抱かずに仲間を見つけられるのも大きな魅力です。実際に「SNSでつながった仲間とツーリングに行った」という体験談も多く見られます。

 また、女性ライダーの増加はメーカーや業界にも影響を与えており、女性をターゲットにしたキャンペーンやイベントも、以前より多く見られるようになりました。

「バイク女子」という言葉が示すように、女性ライダーは今や珍しい存在ではなくなりつつあり、免許取得者の増加やSNSでの活発な発信によって、その存在感は高まっていると言えるでしょう。

 もちろん、体格による安全面での課題は残りますが、それも含めてリアルな声をシェアし合う流れができつつあります。「バイク女子」は一時的なブームではなく、新しいライフスタイルの一部として定着しつつあると言えそうです。

 SNSを通じて広がる共感の輪は、女性に限らずすべてのライダーやバイク業界にも、新しい視点や刺激を与えています。これからバイクの入口に立つ人にとっても、追い風となる可能性もあるのではないでしょうか。

【画像】体格は仕方ない!! 身長158cmのバイク女子が大型バイクに乗る姿を見る(13枚)

画像ギャラリー

編集部からのおすすめ

CB750Fにまたがって「バリバリ伝説」の世界をVR体験できる! バイク王がバイカーズパラダイス南箱根の7周年イベントに出展【PR】

CB750Fにまたがって「バリバリ伝説」の世界をVR体験できる! バイク王がバイカーズパラダイス南箱根の7周年イベントに出展【PR】

最新記事