九州の鯵にハズレなし!? 島々を渡りながら天草の『浜崎鮮魚 浜んくら』へ 美味しいアジフライを求めて走る旅
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。熊本県の天草を走って「浜崎鮮魚 浜んくら」を訪れました。
映えスポットから天草へ。島々を渡って新鮮な鯵を堪能!!
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が訪れたのは熊本県の天草です。この日は福岡県のカスタムショップ「サードプレイス」で愛車のハーレー「ロードグライド」のチューニングが仕上がったので、どこに行こうかと地図を眺めていると行きたかった場所を発見。今すぐ向かえば夕景に間に合う、と「サードプレイス」から熊本県に向かいます。
エンジンまわりをいろいろやってもらった「ロードグライド」は絶好調です。重量級の車体が見違えるように軽々と加速し、目的の観光スポット「長部田海床路(ながべたかいしょうろ)」に陽があるうちに到着しました。
汐の高さと太陽の位置が期待していたのと違いましたが、それでも有明海と雲仙を望む、最高に綺麗な夕景を撮ることができました。
例によってノープランの筆者は、キャンプかホテル泊かも決めていません。残照までねばって撮ったので、バイクに戻った頃には真っ暗。仕事もしたいのでホテルをスマホで検索、比較的近くでリーズナブルに泊まれました。
翌朝、本土最南端のアジフライを捜索するために南下しようかと思っていたのですが、鹿児島方面は雨の予報。ここは無理せずに長崎方面に向かうことにしました。

天気はイマイチですが雨は降っていないし気持ちよく走り、天草市に入りました。たくさんの島を橋や小型のフェリーで行き来できる楽しいツーリングルートです。
天草五橋の1号橋である天門橋で島へ渡る前に、休憩しようと三角西港に寄り道します。ここは明治時代に作られた貿易港で、使われなくなった今でも港湾史跡として残されています。
熊本に住んでいた小泉八雲も立ち寄ったホテル「浦島屋」が復元され、石積みの排水路などが保存されていて、なかなか雰囲気の良い場所です。
のんびりしていたら11時を過ぎていました。朝飯抜きだし、そろそろ何か食べたいなぁとスマホで検索します。海の綺麗な天草なのでここはやはり海鮮でしょう。いろいろある中から比較的近い店に向かうことにしました。
天門橋を渡って最初の島である大矢野島から、天草パールラインを走っていくと2号橋の大矢野橋のすぐ手前で目的の店「浜崎鮮魚 浜んくら」を発見。店の前の駐車スペースに「ロードグライド」を停めます。
店内は個室に分かれていて、そのひとつに通されました。メニューを見ると海鮮丼から刺身やフライの定食などのほか、とんかつや焼肉の定食もあります。その中に「アジフライ定食」もあったので速攻オーダーしますが、テーブルに置いてある電話で伝えるシステムです。
メニューには刺身とセットになった「よくばりアジフライ定食」や「よくばりエビアジフライ定食」もありました。壁に貼られた昼食ランキングでは「エビフライ定食」が1位でした。メニュー写真では開いたエビフライで、こちらも美味しそうです。なんてことを思っているうちに「アジフライ定食」が出来上がってきました。

「浜崎鮮魚 浜んくら」の「アジフライ定食」は、半身のアジフライが4枚、骨せんべいにサラダと小鉢がふたつ、ご飯と味噌汁、漬物という布陣です。
アジフライはなかなかの大きさで厚みもあります。細かめのパン粉に揚げ色薄め、サクサク食感の揚げ具合。身はふんわりですが旨みが強いです。天草産の活きた鯵を捌いて揚げているということもあって、これがまた美味しい。しかも大きい。骨せんべいも美味しいです。
今回の九州旅ではかなりの数のアジフライをいただきましたが、ハズレがありません。
4枚食べ終わって、もうバイクに乗りたくないなぁと思うほど満腹です。エビフライに未練はありますが、次回のお楽しみに取っておきましょう。
「浜崎鮮魚 浜んくら」を後にして、大矢野橋を渡って松島から下島までのんびり走り、鬼池港に到着。ここから島鉄フェリーで長崎県の島原に渡ります。フェリーからはイルカが見えることもあるというので期待しつつ乗船です。
短いフェリーに乗るのも九州ツーリングの楽しみのひとつ。さて、次はどこで美味しいアジフライが食べられるのでしょうか。
■浜崎鮮魚 浜んくら
所在地/熊本県上天草市大矢野町中4416-13
営業時間/11:00~23:00(不定休)
※営業時間、休日は変更となる場合があります

Writer: 増井貴光
旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110



















