エンジン支える「土台」!! レスプロエンジンの要となる“クランクシャフト”を包み込む「クランクケース」とは?

バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「クランクケース」についてです。

「剛性」「気密」「潤滑」を担うエンジン下部の重要パーツ

 バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「クランクケース」についてです。

 クランクケースとは、エンジン下部に配置され、クランクシャフトやコンロッドなどを内部に収める外殻パーツのことを指します。シリンダーやシリンダーヘッドを支える土台でもあり、エンジン全体の剛性を確保するものとしても重要な役割を担います。

 クランクケース内部にはベアリングやオイル通路が設けられ、クランクシャフトなどの回転を滑らかに支えながら、各部へ潤滑油を供給する仕組みとなっています。

エンジンの土台といえる「クランクケース」
エンジンの土台といえる「クランクケース」

 ちなみに2ストロークエンジンでは、クランクケース内部が混合気を一次圧縮するスペースとして機能するため、高い気密性が求められます。そのためリードバルブなどによって混合気の逆流を防ぎ、効率よく燃焼室へ送り込む設計となっているのです。

 4ストロークエンジンでは潤滑と密閉が主な役割となり、内部のエンジンオイルを循環させます。ブローバイガスの処理や内圧管理も重要な役割だと言えるでしょう。

 クランクケースの素材には軽量で放熱性に優れるアルミ合金が多く採用され、エンジン性能や耐久性、振動特性にも影響を与えます。クランクケースは単なるカバーではなく、エンジンの基盤そのものと言える存在なのです。

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