いったいどんな乗り味!? 流麗なプロポーションで魅せるチタンフレーム「AURON」とは

『2026ハンドメイドバイシクル展』で注目を集めた「T&K」の最新モデル「AURON」は、独自の高度な加工技術を駆使し、チタンフレームの進化を提示するフルオリジナルのハンドメイドモデルです。

高度なチタン加工技術が生む次世代フレーム

 台湾でチタンを用いた自転車フレームを製造する「T&K」から、その製造哲学を体現したニューモデル「AURON(アーロン)」が登場しました。高剛性による鋭い走行性能と快適性を高次元で融合した、次世代チタン製フレームです。オリジナルチューブと先進加工技術の組み合わせにより、レースユースに対応する反応性と、長距離でも疲れにくい乗り味を両立しています。

 主要部には高強度の6-4チタン一体成形パーツを採用し、プラズマ溶接で精密に接合することで、より強靭なフロントトライアングルを構築し、正確なハンドリングと高効率なパワー伝達を実現しています。

 大口径六角断面チューブと強固なBB設計により、チタン特有のバネ感を活かしつつ、鋭い加速と高い安定感を獲得しました。

 素材を使い分けた精緻なフレーム設計も特徴的です。フレームには6-4チタンと3-2.5チタンの2種類を使用しています。両者には約30%の張力差があり、6-4チタンは高い剛性と反発力、3-2.5チタンはしなやかさが特徴です。

 ヘッド、シート、BB、ドロップアウトといった剛性を確保したい箇所に6-4チタンを配置し、トップチューブ、ダウンチューブ、リアステーには3-2.5チタンを用いることで、快適性と推進力のバランスを最適化しています。これにより、スムーズな加速と長時間でも疲れにくい上質なライディングフィールを実現しています。

T&K「AURON(アーロン)」は、トップチューブ、ダウンチューブ、リアステー、チェーンステーに3-2.5チタン、BBシェルとシートラグには6-4チタンを使用。スパイラルシートチューブは6-4と3-2.5から選択可能。これらを使い分けることで乗り味の特徴を引き出している
T&K「AURON(アーロン)」は、トップチューブ、ダウンチューブ、リアステー、チェーンステーに3-2.5チタン、BBシェルとシートラグには6-4チタンを使用。スパイラルシートチューブは6-4と3-2.5から選択可能。これらを使い分けることで乗り味の特徴を引き出している

 ジオメトリーは、アップライトなポジションを作りやすいスタック設計と、流麗なフレームプロポーションを両立しています。人間工学に基づくエンデュランス志向により、長距離ライドでも自然な姿勢を保てます。

 さらに、独自の「スパイラル構造」シートチューブと連動したリア設計が、微振動を効果的に吸収し、最高級チタンフレームならではのシルキーで上質な乗り味を生み出します。

 シートチューブは6-4と3-2.5から選択でき、体重や好みに応じた乗り味の最適化も可能としています。

 カーボン全盛の時代において、最先端技術でチタンの魅力を存分に引き出している「アーロン」は、素材の個性を楽しみたいライダーにこそ響く1台と言えるでしょう。

 フルオーダーハンドメイドとなっており、フレーム、フロントフォーク、ハンドルバー、ステム&ヘッドセットのキットが基本となります。オーダーの際にはフレームサイズ、フィニッシュ、ハンドルバーとステムの寸法を指定することが可能です。

 価格(消費税10%込み)は68万2000円から、仕上げはブラッシュ/マットもしくはミラーポリッシュから選べます。

【画像】まるで美術品!? 熟練工による美しい仕上がりのチタンフレーム「AURON」を画像で見る(5枚)

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