クラッチ操作が不要になる仕組み! ホンダ「スーパーカブ」シリーズでお馴染みの「自動遠心クラッチ」とは?
バイクにはさまざまな機能が備わっており、便利なシステム「自動遠心クラッチ」を採用しているバイクも増えてきました。では125ccバイクの中には、どのようなモデルがラインナップしているのでしょうか。
遠心力を利用して自動でクラッチをつなぐ機構
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「自動遠心クラッチ」についてです。
自動遠心クラッチとは、エンジンの回転によって発生する遠心力を利用し、クラッチの接続と切断を自動で行う機構のことです。
ライダーがクラッチレバーを操作する必要がないため、発進や停止をスムーズに行えるのが大きな特徴です。
代表的な採用車種としては、ホンダの「スーパーカブ」シリーズや「ダックス125」などが挙げられます。

エンジンがアイドリング状態のときは回転数が低いためクラッチは切れた状態となり、アクセルを開けて回転数が上がると遠心力によってクラッチがつながり、後輪へ駆動力が伝わります。
そのため発進時にクラッチミートを意識する必要がなく、エンストしにくいこともメリットです。
なお、一般的な自動遠心クラッチ車はクラッチ操作こそ不要ですが、変速はライダー自身が行います。シフトチェンジの際はアクセルを戻して駆動力を抜き、ペダルを操作して変速するのが基本です。
近年は、クラッチ操作を電子制御で自動化するホンダの「Honda E-Clutch」も登場していますが、こちらは遠心力を利用する自動遠心クラッチとは仕組みが異なります。
自動遠心クラッチが機械的に作動するのに対し、Honda E-Clutchは電子制御によってクラッチ操作をアシストする新しいシステムです。














