昭和の雰囲気が心地よい「鹿留ドライブイン」 キャンプ帰りにリーズナブルな定食で心も温まる 美味しいアジフライを求めて走る旅 山梨県都留市
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。山梨県都留市の国道139号沿いにある「鹿留ドライブイン」を訪れました。
いつまでも続いて欲しい街道沿いのドライブイン
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)がやって来たのは山梨県都留市です。同じ山梨県の道志村のキャンプ場で、友人たちと楽しい時間を過ごしていました。仕事抜きのキャンプは半年以上ぶりです。
じつは前回のキャンプで、愛用していたテントが土砂振りで浸水してしまいました。20年くらい使ったテントだから仕方ないと、ラフ&ロードの「ラフツーリングテント」に買い替えました。収納時はかなりコンパクトで、荷物を小さくしたいオフロードツーリングにもピッタリです。設営すると1人用としては広めで快適です。
同じくラフ&ロードの「ラフダウンシュラフ600FP」も購入しました。収納サイズはコンプレッションをかければ14×18cmとコンパクト。薄手とは言えダウンなので10月の気温なら暖かく寝ることができました。
キャンプは前夜の宴会で盛り上がり、翌日も久しぶりに会った友人たちと話が弾んでキャンプ場を出たのは太陽が西に傾きはじめた頃でした。道志街道を山中湖方面に走ります。
雲が多めですが、寒くもなくちょうど良い気温の中を気持ちよく走って山中湖に到着。富士山が綺麗に見えて、これは写真を撮らなければと思い、駐車場を見つけて30年来の愛車であるホンダ「XR250」を停めます。
青空ではないものの、夕景の富士山が湖面に綺麗に映って逆さ富士になっています。しばらく景色を堪能していると急に空腹を覚えてきました。これは早めに夕食を、という腹の虫の報せだと解釈し、食事ができそうな店をスマホで検索します。
中央道方面に抜けて帰ろうと考えて山中湖から都留方面を探すと、筆者の大好物なドライブインを発見。迷うことなく行き先決定です。
忍野を抜けて国道139号で都留市内に入り、しばらく走ると国道沿いにお目当ての「鹿留ドライブイン」を発見しました。道路から一段降りたところに広めの駐車場があります。
バイクを停めて入店します。昭和感が漂う、良い雰囲気です。仕事帰りに立ち寄ってビールを飲んでいるグループや、1人で食事をしている女性など、客が多いです。
空いているテーブル席に座り、メニューを見ると「うな重」から「ジャンボエビフライ」、「ポークカツ」などの定食に、「かつ丼」などの丼物、そば・うどん、サンドイッチと、バリエーションが豊富です。
「かつ丼」が良いかなぁ、冷えてきそうだから「釜揚げうどん定食」なんてのも良いなぁ、とメニューを見ていくと、「アジフライ定食」を発見してしまったではないですか。これは食べないわけにはいかないでしょうと注文しました。

待つこと10分ほどで出来上がってきました。「鹿留ドライブイン」の「アジフライ定食」は、アジフライが1尾に小さめのフライが添えてあります。訊くと白身魚のフライだそうです。
付け合わせはキャベツの千切りにトマトとキュウリ、レタス。トレイの真ん中には器に入ったソースとドレッシングです。これに冷奴とご飯、味噌汁、漬物が揃います。
アジフライは、なかなか大きめです。揚げたてでサクサクの歯応えがたまりません。身はほっこりして美味しいアジフライです。

山の中で食べるアジフライも格別です。店の方になぜ白身魚が付くのか訊いてみると、アジフライを2枚にしたいけれど高くなっちゃうから、とのこと。
というか、価格設定も昭和から変わっていないのでは? と思うほどリーズナブルです。家族経営だから成り立っているとおっしゃっていましたが、いつまでも続いて欲しいドライブインでした。
お腹いっぱい幸せな気分で店を後にします。暗くなって冷え込んできましたが、温かい気分で走り出す筆者でした。
■鹿留ドライブイン
所在地/山梨県都留市桂町1051
営業時間/11:00~14:00、17:30~20:30(火曜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合があります

Writer: 増井貴光
旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110















