カスタムバイクイベントで頂点に輝いた一台 『インディアンオレンジ』によるディガーを見る

ディガーやチョッパーの場合、リアビューから見た立ち姿に車両の良し悪しが顕著に表れるのですが、そうした部分もこのマシンは完璧。リアアクスル部のフレームプレートの造り込みも往年のベイエリアスタイルを彷彿とさせる仕上がりです
STD製ヘッドに取り付けられたロッカーカバーは LUCKY DIAMONDによって美しい円グレービング(彫金)が施されます。性能的に効果はありませんが、こうした芸術的なフィニッシュワークもディガースタイルの特徴であり、醍醐味です
ミッションはストックの4速をベースにベイカー製パーツで油圧化。このように現代的なテクノロジーを注ぐこともディガースタイルでは重要なポイントです
絶妙な曲線を描くエキゾーストはインディアンオレンジによるワンオフ(一品もの)を装着。ここはディガーのコンセプトどおりドラッグパイプとなっています
オーナーが持ち込んだメーカー不明のロケットタンクは山口県の420KUSTOMSによってペイントが施されています。細かいグラフィックや美しいフレーク仕上げが420らしいフィニッシュとなっています
フロントフォークは東京のジョイライド・スピードショップ製を選択。オールドスタイルのガーダーフォークが現代的な技術によって再現されています。ブレーキキャリパーは前後ともイタリアのカスタムテック製です
エンジンとミッションを繋ぐプライマリーはBDL製を装着。クランクから延長された形で装着されたものとエンジン前方のプーリーはインディアンオレンジによるワンオフ(一品もの)。ここは本来、プリマリーのようなコクドベルトで繋げられているのですが後のセッティングを考慮し、リブドベルトへ換装されているとのことです
タンクと同様に420KUSTOMSによって美しいペイントワークが施されたオイルタンクはインディアンオレンジによるワンオフ(一品もの)。タンクに合わせた鋭角的なデザインもセンスを感じさせるポイントとなっています。また車体のラインを損なわないよう仕上げられたシートは神奈川県鎌倉のアトリエ・チェリー製。この箇所のフィニッシュワークも流石です
今回のNOCSで左に立つリボルトカスタムサイクルズの井上正雄氏と共にベストオブショーを獲得したインディアンオレンジの小田浩司氏。2017年には神戸のシウンクラフトワークスの松村友章氏、大阪のモーターサイクルフォースの久保順平氏と共にアメリカの最高速レースであるボンネビルにも挑戦した姿勢からもお分かりのとおり、スタイルとパフォーマンスを追求するビルダーです
オーナーによって“Nyarlathotep”と名付けられたこのマシン。その名は“クトゥルフ神話などに登場する架空の神”とのことですが、そうした壮大なネーミングも納得のクオリティに仕上げられています
エンジンは年式不明のショベルヘッドに点火をダイナSに換装した上でアンドリュース製ABカムをビルドイン。ヘッドはSTD、リフターブロックはJIMS製に交換されています。吸入口が上を向いたダウンドラフトスタイルのウェーバー製IDA48キャブやマグナチャージャーも迫力です
ホイールはフロント21インチ、リア16インチというチョッパーの定石に則ったサイズをチョイス。ネックが寝たフレームはインディアンオレンジ製です

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