カワサキ「Z2」に搭載された4ストエンジンの大動脈「油圧測定」してみた 〜日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承〜Vol.13

オイルプレッシャーの測定ポイントは、エンジン右側のシリンダー後方下にあります。このキャップを取り外して、プレッシャーゲージ用のアダプターをセットする手順になります。キャップ部にオイル滲みがあるときは、増し締めではなくOリングを交換しましょう
シリンダー後方のクランクケースアッパーにある通路にプラグが締め付けられている。こま通路が人間にとっての大動脈のようなもので、エンジンにとってはメインギャラリーと呼ばれるオイル通路になります
エンジン始動後に暖機運転を行い、まずはアイドリング領域における油圧データを測定してみました。アイドリングでは0.1kg/cm2程度のプレッシャーしか掛かっていません。ジョロジョロっと流れる程度なのかも知れませんが、この数値でもクランクベアリング、カムホルダーメタルともに、十分な潤滑ができているようです
エンジン回を6000rpmで保持しつつ、プレッシャーゲージを読み取りました。すると油圧は約0.65kg/cm2に上昇しました。このぐらいまで上昇すると、何となく安心できるものです。ちなみにこの状態でオイルラインキャップが外れると、エンジンオイルはドバッと噴出します
油圧系統の測定ツールがあると、様々なエンジンで実測値を測ることができる。ここで利用したオイルプレッシャーゲージは、カワサキ純正特殊工具としてディーラーで利用しているものです
長年に渡って使い込まれているカワサキ純正特殊工具。測定用のアダプターを交換することで、様々な機種に対応することができます。アダプターさえ準備すれば、一般市販のプレッシャーゲージも接続利用することができます
オイルプレッシャーの測定ポイントは、エンジン右側のシリンダー後方下にあります。このキャップを取り外して、プレッシャーゲージ用のアダプターをセットする手順になります。キャップ部にオイル滲みがあるときは、増し締めではなくOリングを交換しましょう
エンジン回転を3000rpmで保持しつつゲージ値を読み取りますが、それでも約0.25kg/cm2程度の圧力しか上がっていないことがわかりました。プレーンメタルを採用したクランクシャフトのCB750シリーズやZ650系(ゼファー750など)と比べると、かなり低い数値のように思われますが、それで正常だそうです

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