カワサキ「KZ1000MK-II」エンジンベースの改良型は空を飛ぶ!? 木箱入り新品エンジンの正体とは?

メインハーネスは、このエンジンを搭載するモデルに合わせて引き回す必要性がありますが、エンジン始動に必要なセルモーター用マグネットスイッチやイグニッションコイル、トランジスタ点火用イグナイターユニット、交流発電を直流化して電圧を制御するレギュレーターレクチファイアも木箱同梱されていました。すべてカワサキ純正部品そのものです
KZ1000MK-IIと同じミクニ製キャブ。一般的にセスナのエンジン回転は2000rpm強なので、そんな観点からも、どのようなエアークラフトでの利用を想定していたエンジンなのでしょうか?
真横から見ると、エンジン側とミッション駆動系が、真ん中から切り離されているエンジンだと理解できます。クランクケースはKZ1000用をベースに、簡易鋳造されたのではないかと思われます
バイク用エンジンでは、クラッチカバーの下側に取り付けられているオイルレベルの点検窓ですが、このエアークラフトエンジンでは、クランクシャフト前方に取り付けられています。エンジン停止時のオイル油面は、このあたりなのでしょう
どこから見ても当時のKZ1000MK-II=角Z系エンジンのフォルムを持つエアークラフト向けエンジン。キャブレターの下にはバイクと同様にセルモーターが装備されています。アメリカのハイウェイパトロールでは、カワサキ空冷Zエンジンの白バイが長年に渡り採用されてきました。水冷エンジンモデルが当たり前の1990年代末でも、白バイには空冷Zが採用されていたほどです
木箱に入ったまま長年眠り続けてきた、カワサキ空冷4気筒のエアークラフトエンジンコンプリート。このエンジンは、後に角Z系モデルの修理に利用されましたが、そのように利用される例が多かったそうです
クランクシャフトエンドには、出力取り出し用のVプーリーとドライブシャフトフランジが取り付けられています。オルタネーターカバーには穴加工が施され、カバーエンドの境界線部分にはシールベアリングによる軸受けが追加されています
エンジン右側後方から見るとこのような造形になります。本来ならクラッチユニットやミッションユニットが収まるクランクケース室が無く、完全にスペシャルな上下クランクケースだと理解できます

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