製造から半世紀が経過したホンダ「スーパーカブ90」 原付にとっては致命的になることも!? やはり怖いのが電装系のトラブル

ブレーキランプは点灯しても、ヘッドライトを点灯したときの夜間用ポジションランプが点灯していないことに気が付きました。夜道の走行では追突される恐れがありますので、バルブ切れなら早急に交換しないといけません
ポジションバルブが切れていたので新品バルブへ交換しました。バルブが切れていないのに点灯しないときは、バルブ端子の凸部分の頭が偏摩耗していることがあります。そんなときには平ヤスリを利用して、バルブ端子の突起部分を成型してみよう
ヘッドライトバルブはロー/ハイともに点灯するので大丈夫ですが、ヘッドライトを外して時にはケース内を確認点検しよう。ギボシが抜けかけていたり、緩んでいると接触不良の原因になるので、そんなときにはギボシ端子のメス側をラジオペンチで成形しよう
メーカー純正サービスマニュアルとは別に、ディーラーメカニック向けに販売されていたホンダ二輪ハンドブックがこれです。年式別で各モデルの主要諸元と配線図が明記されていて使い勝手が良好です。インターネットで公開されてほしいデータです
ホーンが鳴ったり鳴らなかったり、いい感じの響きだったり、そうではなかったり……。なにしろ気まぐれな操作感には必ず原因があります。ホーン本体か? スイッチか? それとも電圧不足か? その原因を突き止めます。ボタンを押しても響きが今ひとつ……
スイッチ接点に「接点復活スプレー」を吹き付けてからホーンボタンを何度か押してしばらく待ち、ハンドルに復元したところ、音響きが良くなることは多いです。交通弱者な原付モデルにとってホーンは重要な装備です。接点は汚れるので定期的に清掃しよう
サーキットテスターでも小型商品のカードテスターは、ポケットサイズで使い易く、お値ごろ商品でもあります。カードテスターがあるだけでも、様々な電気部品の点検に役立ちますので、旧車オーナーさんにはおすすめです
ホーン端子の接続配線にテスター端子を当てて、ホーンボタンを押してみると、バッテリーの端子電圧に対して、どれほど電圧降下しているのか理解できます。メインハーネス内を電気が行き来することで、どうしても転圧が下がってしまいます
ホーンへ接続するギボシ端子電圧では6.27ボルトだったので、バッテリーの端子電圧(リード線電圧)をダイレクトに測定しました。すると電圧は6.8ボルトと表示。つまり、バッテリー→ハーネス→ポーンボタン→ハーネスで約0.5ボルト強降下していました
大型モデルと同型の渦巻き型ホーンの鳴りが今ひとつなので、ホーンカバーを外してボディ本体を小型ハンマーでコツンコツンと叩きました。バッテリーダイレクトだと良い響きなので、ホーンスイッチ接点に問題があるのか……
接点復活ケミカルを吹き付けてもホーンボタンが改善されないので、ホーンスイッチ部分を分解することにしました。接点を分解する時に小さなスプリングが飛び出してしまうことがあるので、コンビニ袋内で分解すると部品紛失が少ないです
スプリングを紛失しないようにスイッチ接点を分解すると、スイッチ棒の接触する部分と受け側の接点がショートしていました。小虫が接点に挟まり、音が出ないこともあります。接点の焼けと凹摩耗している部分を800番のサンドペーパーで磨きました
スイッチ接点の磨き仕上げでホーンは元気良く鳴るようになりました。次はウインカーブザーの鳴り不良を確認します。ゴムカバーを外したら雨水の侵入でボディは真っ白にサビ粉が吹いていました。ブラシで磨いてからアジャストボルト調整で響きが復活しました!!
6ボルト仕様ながらすべての電気回路を直流で制御しているバッテリー依存型なので、バッテリーのマイナス端子とエンジン本体やボディを直結するアースケーブルの重要性は高いです。アースの安定化を目指して平織り線でアース線を自作しました。
ホンダ純正の電気回路を確認すると、バッテリーのアース端子はバッテリーケースを締め付けるブラケットとともにボディに直接締め付けられています。ここでエンジンアースを直に接続することで、点火系が安定化します。これが「アーシング」効果です
現代のスーパーカブと似たデザインですが、この当時のスーパーカブは鋼板プレスフレームを採用していました。そんなことから通称「鉄カブ」と呼ばれ、最近は若いライダーのあいだでも人気が高まっています。特にデラックスの90は豪華装備です

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