ライディングの奥深さをもう一度見直し楽しみたい!~リターンライダーKANEKO’S EYE~

クルマ業界に25年以上。ドライビング・インストラクターや自動車に関する研修トレーナーをしている経験を活かし「ブランド」「商品」「こだわり」「疑問」など、現在のバイク界をピュアな目線でレポートします。

バイクの存在感と魅力に取り憑かれたここ5年

 皆さん、こんにちは。金子陽一と申します。現在自分は自動車ブランドが主催するドライビングレッスンのインストラクター、そして自動車販売店スタッフに対して「ブランド」や取り扱うクルマの「強み」「こだわり」などを学んでいただく研修のトレーナーをさせていただいております。

ドライビングレッスンのインストラクターとして活躍中の筆者(金子陽一)

 以前は、自動車レースのトップドライバーを目指し、レースに挑戦しながらチューニングカー雑誌のタイムアタック&レポートドライバーなどをさせていただいておりました。「トップドライバーになる!」という夢を実現することは出来ませんでしたが、その経験を活かし、そして様々な方々の協力のおかげで、現在の仕事にたどり着きました。

 毎日クルマのこと、ドライビングのことばかりを考えていた自分。バイクに対しては「いつか余裕の暮らしが出来たらホンダ・ドリーム50を手元に置きたい!」などという漠然な気持ちはあったものの、頭の中のバイクが占めるファクターはさほど大きなモノではありませんでした。しかし、ここ5年ほどバイクが気になる時間が増えはじめて来ていたのは確かでした。

余裕の暮らしが出来たら手元に「ホンダ・ドリーム50」を置きたい

 その理由には幾つかのポイントがあります。インパクトがあったのは、研修に参加された方の中にはバイク乗りも多いのですが、その会話の中で出てきた、ヤマハ「YZF-R125」というモデル。写真を見せてもらうと、その姿は存在感と雰囲気があり魅力的。逆輸入車ですが「こんな125があるんだ……」と気になる存在に。また近年注目度が上がり、街中でも見かけるネオクラシック・モデル達も自分の目に魅力的に映っていました。

二輪経験者のドライビングは、センスが良いと感じる事が多々ある

 また自動車のドライビングレッスンでインストラクターをしているときに「あっ、この方はドライビングのセンスがいいな」と感じる参加者と話をしていると、バイクにも興味があって、たまに乗っている方が多いというのに気がついてきたのです。

二輪経験者は、カーブでの出口に向けてアクセルの入れ方に違いが出やすい

 これは自分の目線なのですが、クルマしか乗っていない方とバイクにも乗っている方とでは、カーブでの出口に向けてアクセルの入れ方に違いが出やすい傾向を感じたのです。

 ハイパワー4WD車にハイグリップタイヤを履かせてサーキットでタイムアタックをしているドライバーの中には、フロントタイヤのグリップに頼りすぎたドライビングを良く見かけます。それでもタイヤが新鮮なうちはある程度のタイムは出てしまいます。でもタイヤがタレ出すと曲がらないし、タイム出ないし、対処も難しくメロメロになって行く。

 ところがバイクに乗っている方は、コーナー出口に向けてフロントタイヤをこじらせないようにギリギリのところを気にしながらアクセルを入れていく方が多く、結果的にタイヤもタレにくく、タレ出したとしてもそれなりに対処して走れる方が多く見られたのです。

ライディングを今一度楽しみ始めた筆者(金子陽一)

 そんな事柄を目の前にしながら、やはりバイクのライディングの奥深さをもう一度見直したい。もう一度バイクを楽しみたい。という気持ちが芽生え始めました。

 しかし、自分が中型自動二輪免許を取得しホンダ「VFR400R (プロアーム/ロスマンズカラー)」やヤマハ「RZ250R」を乗っていたのはもう20年以上前の話。さてこの気持ちどうなることやら……。

【了】

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Writer: 金子陽一

トップドライバーを目指し自動車レースに参戦。幾度かの資金難から挫折しかけたところをチューニングカー雑誌の編集部に拾われ、タイムアタック/レポートドライバーを担当。現在、それらの経験を活かし自動車ブランドが開催するドライビングレッスンのインストラクター、そして販売店スタッフ向けの研修トレーナーとしても活躍中。学生時代に乗っていたバイクからはしばらく離れていたが、近年、最新バイクの進化、またバイクを取り巻く最新アイテムの進化に感動しバイク熱が復活。大型自動二輪免許も取得。クルマで経験してきたセンサーを活かして「バイク」「ブランド」「アイテム」「こだわり」など、最新のバイク界をピュアな目線でレポートする。

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