「光陽ホンダ」として台湾市場を支えた「キムコ」がインド進出 提携企業と共に電気スクーターなどを導入

2018年に台湾二輪車市場新車販売数で第一位を獲得することで19連覇を達成した台湾のメーカー「KYMCO(キムコ)」が、世界最大の二輪マーケットであるインドへの本格参入を開始しました。

電動モビリティにも注力する台湾「KYMCO」がインドに本格参入

 台湾を代表するバイクブランド「KYMCO(キムコ)」は、2019年6月12日にインドの「22 MOTORS(トゥエンティトゥ・モータース)」と提携することで設立された「22 KYMCO」を発表すると共に、インド市場への本格参入をスタートしました。

台湾「KYMCO」とインド「22 MOTORS」の提携により設立された「22 KYMCO」

 1992年に設立された「KYMCO」は、1964年に日本を代表する二輪車ブランドであるホンダと技術協力契約を締結し、主に台湾国内向けにホンダブランド製品の製造と販売を開始た経緯を持つブランドです。

「22 KYMCO」によると、世界最大の二輪市場であるインドではインド初の国産電動スクーター(22 KYMCOインド工場で生産)となる「iFlow(アイ・フロウ)」と、ガソリンエンジンを採用した マキシスクーター「Like200」「X-Town300i」の3車種が販売されるといいます。

インドに導入された「KYMCO」製「iFlow(アイ・フロウ)」「X-Town300i」「Like200」

 キムコ独自の「ionex(イオネックス)」プラッフォームを採用した「iFlow」は、家庭での充電やバッテリースワッピングなど様々な充電ソリューションに対応した新世代の電動スクーターです。

2018年イタリア「EICMA」で発表された「ionex」のイメージ

 また、ガソリンエンジンを搭載した「Like200」と「X-Town300i」(日本で販売中のダウンタウン350iの兄弟車的存在)は、インド市場におけるハイエンドクラスのモデルに位置するもので、ヨーロッパでも高い評価を受けるKYMCOのノウハウが根付くモデルとなります。

 これらのモデルはニューデリー、プネー、バンガロール、コルカタ、アフマダーバード、ハイデラバード の6都市にある14のディーラーで販売を開始し、今後3年の間にインド国内に300拠点のディーラーネットワークを構築する計画といいます。

 今回の発表に際し、KYMCOジャパンの広報担当は以下のように話ます。

「KYMCOはすでに10カ国以上に工場を置いていますが、世界最大の市場であるインドに新工場ができることで、ブランドのさらなる強化が見込めるでしょう。今回、インドで販売されるモデルは現地の市場に合わせたものとなりますが、ヨーロッパや日本でも実績のあるモデルの兄弟車と呼べるも存在となっておりますので、一定数のシェアが見込めるはずです」。

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 また「22 KYMCO」はインドにおける電動モビリティエコシステムに対する積極的な投資を計画しており、インド全土にionex充電ネットワークを構築していくといいます。

【了】

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