雨でも強いカワサキのJ・レイ選手がダブル・ウィン!  レース2ではカワサキが表彰台を独占

2015年から4年連続でSBK世界選手権チャンピオンに輝いたカワサキのJ.レイ選手が、2019年シーズン開幕から7戦目となるイタリア・ミサのでダブル・ウィンを収めました。

雨でも強いカワサキのJ・レイ選手

 2019スーパーバイク世界選手権(SBK)第7戦イモラが、イタリアのミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリにて開催されました。土曜日に予選とレース1が、日曜日にスーパーポール・レースとレース2が開催されています。

悪天候の中で行われたレース1でホールショットを奪った#1 J.レイ選手(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)

 レース1では、予選(スーパーポール)でトップタイムをマークしたJ・レイ選手(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)がポールポジション、2番手にはS・コルテセ(GRTヤマハ・ワールドSBK)、3番手にはT・サイクス選手(BMWモトラッド・ワールドSBKチーム)が並びます。

 雨によりスタートが遅れたレース1では、オープニングラップでホールショットを奪ったJ・レイ選手、A・ロウズ(パタ・ヤマハ・ワールドSBKチーム)と続きますが、2周目の1コーナーでA・ロウズ選手がJ・レイ選手を交わしトップに上がります。

左からT ・サイクス選手(2位)、J・レイ選手(1位)、A・バウティスタ選手(3位)

 その後、4周目を迎えたところで天候の悪化によりレースは一時中断。30分後に再開となりました。2回目のスタートでは再びJ・レイ選手がトップを奪い、2番手のA・ロウズ選手と熾烈なバトルを繰り広げます。A・ロウズ選手は7週目にトップを奪いますが、その周後にまさかのスリップダウン。J・レイ選手が2番手のT ・サイクス選手に3秒以上の差をつけてフィニッシュしています。

2日目のスーパーポールではドゥカティのA・バウティスタ選手がトップを奪取

 好天に恵まれたレース2日目に行われたスーパーポール・レースではレース1同様にJ・レイ選手がトップを奪取。3周目にはA・バウティスタ選手(Aruba.it Racing-Ducati)がトップを奪います。しかし、残り3周となったところでJ・レイ選手が転倒、再スタートするも5番手でフィニッシュとなりました。

スーパーポール・レースでJ・レイ選手を突き放すA・バウティスタ選手

 最終的にはポイントランキングトップのA・バウティスタ選手が1番手、2番手にA・ロウズ選手、3番手にL・ハスラム選手(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)という結果になっています。

 最後に行われたレース2では、スーパーポール・レースの結果により、A・バウティスタ選手、A・ロウズ選手、L・ハスラム選手という順番でポジションに付きます。一周目にトップをキープしたA・バウティスタ選手は、2番手以下を引き離すも、2周目に転倒。L・ハスラム選手がトップを奪います。

 その後はL・ハスラム選手、カワサキのプライベーターチームのライダーであるT・ラズガットリオグル選手、J・レイ選手がトップグループを形成。10周目にはT・ラズガットリオグル選手、J・レイ選手が抜け出します。残り4周のところでオーバーテイクを果たしたJ・レイ選手は、その後も激しいバトルを繰り広げながらトップをキープ。

 2019年の鈴鹿8時間耐久ロードレースでKawasaki Racing TeamのチームメイトとなるJ・レイ選手、T・ラズガットリオグル選手、L・ハスラム選手が表彰台を独占しました。

J・レイ選手(カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK)

レース2で表彰台を独占したカワサキのライダー(左からT・ラズガットリオグル選手、J・レイ選手、L・ハスラム選手)

「残念ながら、今日のスーパーポール・レースでは10周目に転倒という大きなミスを犯してしまいました。また、レース2は気温が高く、特にフロントタイヤにとって非常に厳しいもので、リアタイヤも同様に掘り下げて前進するのではなく、空転するような感覚でした。

 しかし、レースでは我々カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKが勝利を収めています。また、レース2の表彰台にカワサキのマシンを3台並べられたことは、カワサキにとって素晴らしいことだったでしょう。

 2019年7月のドニントン、鈴鹿8時間耐久など、私達はオープンな思考ですべてのトラックに向かいます」。

【了】

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