68.2万円の最新カーボンフレーム登場 進化した「タイム」のベストセラーモデル「フルイディティ」はどこが変わった?

フレンチバイクブランド「TIME(タイム)」のベストセラーモデルが、現代のパフォーマンス志向に応えて刷新されました。スピードと快適性を高次元で両立し、長距離でも高い効率と安定感を発揮する新世代エンデュランスロードです。

素材と設計で理想の乗り心地を実現

 つねに時代の先端技術を用いて30年以上前からカーボンフレーム制作を行なっているフランスのバイクブランド「TIME(タイム)」から、同社のベストセラーモデル「FLUIDITY(フルイディティ)」(フレームセット)が、2026年モデルとして全面刷新されました。

 カテゴライズされるのはエンデュランスロードの枠ではありますが、それに収まらない「パフォーマンス・エンデュランス」の両立という新たな価値を提示しています。

 開発はゼロベースから行われ、現代のサイクリストが求めるスピード性能と長距離での快適性を徹底的に追求しています。

TIME「FLUIDITY」(2026年モデル)フレームセット。カーボンファイバーにダイニーマ(R)を組みこんだ強化BCS編組技術によって、プリプレグ製造では不可能なことを可能している
TIME「FLUIDITY」(2026年モデル)フレームセット。カーボンファイバーにダイニーマ(R)を組みこんだ強化BCS編組技術によって、プリプレグ製造では不可能なことを可能している

 最大の特徴は、アップライトなポジションを可能にする新設計のエンデュランス・ジオメトリーです。従来モデルに比べてヘッドチューブを高く設定し、スタック調整幅も大きく確保。これにより、肩や胸を開いた自然な姿勢を維持しながら効率的にパワーを発揮できます。長時間のライドでも呼吸がしやすく、疲労の蓄積を抑える設計です。それでいてハンドリング性能は犠牲にせず、精度の高い操作性を実現しています。

 フレームには、TIME独自の編組カーボン構造「BCS」と、高性能素材ダイニーマ(R)を組み合わせた革新的なレイアップを採用。振動減衰性能に優れ、荒れた路面でもライダーへの衝撃を効果的に軽減します。

 さらに軽量かつ高い耐衝撃性を備え、長期間にわたり安定した性能を維持。構造そのものに快適性を織り込むことで、サスペンション機構などの複雑な装備に頼らず、シンプルかつ高効率な設計を実現しています。

 また、最大40mmのタイヤクリアランスを確保し、現代のワイドタイヤトレンドにも対応しています。空気量の多いタイヤを使用することで転がり抵抗を低減し、路面追従性と安定性を向上させます。特筆すべきは、これだけのクリアランスを確保しながらチェーンステー長を425mmに抑えている点です。俊敏な加速感とロードバイクらしい軽快なハンドリングを両立しています。

 フォルムは丸みを帯びたラウンド形状のチューブを採用し、負荷分散と快適性の向上を図ると同時に、美しい造形に仕上げられています。

 シートステーは流れるようなデザインとすることで縦方向の柔軟性を高め、振動吸収性をさらに強化しています。すべての形状が機能と直結しており、設計思想に無駄がありません。

 コンポーネント面では、シマノDi2やSRAM AXS、カンパニョーロEPSといった主要な電動グループセットにフル対応しており、完全内装ケーブルルーティングとUDH規格にも対応し、最新のドライブトレインとの高い互換性を確保しています。

 さらに、FSAインテグレーテッドヘッドセットにより、セミ一体型からフル一体型まで幅広いコックピット構成に対応可能です。

 仕上げにはサテンメタリック塗装を採用し、編み込みカーボンの質感を活かした美しい外観と、繊細なディテールにはクラフトマンシップを感じさせます。

「フルイディティ」は速さと効率を追求しながら、長距離でもパフォーマンスを維持するための合理的な設計が凝縮されています。

 グランフォンドから日常のロングライドまで、あらゆるシーンでサイクリストの挑戦を支える存在となるでしょう。価格(消費税10%込み)は68万2000円(フレームセット)で、カラーは4色が用意されています。

【画像】カーボン繊維の“編み込み”が美しい!! TIME「FLUIDITY」2026年モデルを画像で見る(10枚)

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