ヤマハ「トリタウン」で公園をガイドツアー! ラストワンマイルの移動を楽しくする新感覚の電動立ち乗りフロント2輪車の実証実験を開催
ヤマハが実証実験を行っているフロント2輪の小型電動立ち乗りモビリティ「TRITOWN(トリタウン)」は、同社の販売する3輪スクーター「TRICITY(トリシティ)」や3輪大型バイク「NIKEN(ナイケン)」同様、リーン(傾斜)して旋回するヤマハ独自の次世代モビリティです。
ヤマハが提案する新感覚のモビリティ「トリタウン」
ヤマハは、2019年7月13日から8月11日の週末を中心に、新潟県長岡市の「国営越後丘陵公園」にて、フロント2輪の小型電動立ち乗りモビリティ「TRITOWN(トリタウン)」の実証実験を行います。

今回の実証実験は、「TRITOWN(トリタウン)」を用いた有償での「国営越後丘陵公園」のガイドツアーで、利用者からの意見をもとに、サービスの有用性、集客性、商品性の検証を行うものです。
「トリタウン」は、ヤマハ独自のLMW機構(Leaning Multi Wheel。モーターサイクルのように傾斜して旋回する3輪以上の車両の総称)を備えたフロント2輪の小型電動立ち乗りモビリティで、同社が販売する3輪スクーター「TRICITY(トリシティ)」や3輪大型バイク「NIKEN(ナイケン)」同様、リーン(傾斜)して旋回する特性をもつモビリティです。
この機構の採用により、ライダー自身のバランスコントロールによって姿勢制御を行うことができるため、ラストワンマイルの移動をワクワク楽しい時間にすることが可能です。

ヤマハは、「東京モーターショー2017」「CES 2019」にトリタウンを参考出品し、会場を沸かせましたが、新潟での開催に先駆け4月末から5月末には、つま恋リゾート彩の郷(静岡県掛川市)でトリタウンの実証実験行っています。
トリタウンに乗る際は、免許不要で身長130㎝以上、体重90kg未満、年齢は16歳以上・70歳以下であれば試乗可能で、スピード設定できる専用カードをハンドル中央部分にかざせば、その間は設定されたスピードしか出ない仕組みになっています。

ヤマハの広報担当によると、4月末から5月末に「つま恋リゾート彩の郷」で行われた実証実験(週末を中心に開催)には300人以上のユーザーが参加したとのことで、約98%の人が「楽しい」と回答。その操作感覚はスキーに近かったという意見も多かったといいます。
現状では市販化の予定は決まってないトリタウンだけに、是非、その乗り味を体験してみてはいかがでしょうか。
【了】