湾岸エリアの高速道路更新中!! 大井JCTから首都高速1号羽田線への長期通行止が解除に

首都高速道路株式会社は、首都高速1号羽田線(東品川桟橋・鮫洲埋立部)の道路構造物の高齢化にともない、長期の安全・安心を確保するため、延長約1.9kmを造り替えています。

大井JCTの長期通行止め区間が解除、接続される

 首都高速道路株式会社は、劣化した首都高速1号羽田線(天王洲アイル駅付近から鮫洲運転試験場付近まで)の道路構造物の造り替え、および大井JCT運用改良のために進めている工事現場を、報道機関に公開しました。

更新工事が行なわれている首都高速1号羽田線(並走しているのは浜松町から羽田空港を結ぶ東京モノレール)

 これは2016年6月から実施している大井JCTの長期通行止め区間が、2019年9月末に解除されることを知ってもらうとともに、改良工事の内容や、完成までの段階的な進行を説明するものです。

 首都高速1号羽田線の該当区間をバイクやクルマで走ると、海面がすぐ横の目線近くまであることに驚いた人もいるかもしれません。改良工事が完了すると、それが最大で約20メートルの高さまで引き上げられます。

 現段階では上りう回路が設置され、長期通行止めだった大井JCTからの連結路が完成し、合流できるようになります。したがって大井JCT(湾岸線東行きから羽田線上り) 長期通行止解除は、う回路への「暫定接続」ということになります。

 上下線ともに造り替えが完了し、新しくなった上り羽田線に連結路が接続され、う回路の撤去が始まるのは2023年冬頃とのこと。

長期通行止解除(2019年9月29日14時予定)となり、大井JCTから上りう回路へつながる連結路。路面グリップはとても良好

 また、大井JCTの車線運用改良についても説明がありました。湾岸線東行きから中央環状線外回り(C2)への合流が、大井JCT利用交通量の増加に対応するため、1車線から2車線になります。

 車線運用が大きく変更(区画線の書換え)され、舗装や区画線、安全施設物等の設置や移設工事を実施するため、41時間連続通行止を実施するとのこと(2019年9月27日21時から29日14時まで ※荒天等により延期する可能性もあり)。

※ ※ ※

 該当区間は1963年に開通し、50年以上も利用され続けてきました。海水による影響も大きく、鉄筋の腐食、コンクリートの剥離が発生。海水面に近いため維持管理や修復も困難でした。

 現在進められている更新工事では、長期にわたる耐久性、維持管理性確保のため、最初から橋桁に常設の維持管理用「足場」を設置し、海水にさらされる橋脚は重防食対策を施した鋼製(金属溶射、ステンレス被覆)を採用、さらに鉄筋は樹脂被覆材を適用するなど、さまざまな対策を施しています。

 湾岸エリアの高速道路は、バイク乗りにとって移動のみならず心地よさを感じながら利用できるルートでもあります。こういったリニューアルプロジェクトには、今後も注目したいところです。

【了】

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