首都高渋谷入口(下り)開通 中央環状線へのアクセス性が向上
首都高速道路株式会社は、2019年12月19日午前2時に首都高速3号渋谷線(下り)渋谷入口を開通します。渋谷入口(下り)はどのような効果をもたらすのでしょうか。
中央環状線へのアクセス性を向上
首都高速道路株式会社は、2019年12月19日午前2時に首都高速3号渋谷線(下り)渋谷入口を開通します。

六本木通りの渋谷2丁目交差点付近の渋谷寄りに設置された渋谷入口(下り)は、六本木や恵比寿、青山などから中央環状線、東名高速方向へ利用を見込んだものです。
首都高の発表によれば、渋谷から羽田空港間に向かう際、3号渋谷線を上り方向に入り都心環状線経由で33分かかっていたものが、下り方向に入って中央環状線経由では27分と6分間の短縮が可能といいます。
既存の渋谷入口は上りの都心環状線向きのみで、その次の高樹町入口も同様に都心環状線向きしか存在しません。また、反対向きの3号渋谷線の下り方向は都心環状線から分岐後は渋谷より先に位置する池尻まで入口はありませんでした。

東名高速を利用する場合は、渋谷の中心部の一般道を通って首都高3号下り線の池尻入口へ、中央環状線を利用する場合には首都高3号上り線の三軒茶屋入口などを利用する必要がありましたが、渋谷入口の開通により中央環状線へのアクセス性が増し、交通量が分散され、都心環状線の谷町・芝公園付近の混雑緩和が期待されています。
さらに、一般道の移動を軽減し、通過点となっていた渋谷を中心とした一般道の渋滞緩和にも期待がかかっています。
首都高3号渋谷線(下り)渋谷入口開通に際して、首都高の東京西局プロジェクト本部 高橋三雅本部長はつぎのように話ます。
「首都高ではかねてから中央環状線の機能強化を行ってまいりました。2015年に中央環状線が全通しておりますが、2018年には堀切・小菅JCTの4車線化、板橋・熊野町JCTの4車線化と既設の3車線から4車線に拡幅しております。

また、2019年12月1日には小松川JCTも開通していますが、今回の渋谷入口(下り)の整備につきましてはそれに続く中央環状線機能強化の一環になります。
渋谷入口(下り)の登場によりルート選択の幅が広がるため、所要時間の短縮が可能になります」。
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首都高速3号渋谷線は1964年に開催された東京オリンピックに合わせて整備が進められたもので、オリンピック関連道路となる霞が関付近のおよそ1.4km区間が1964年9月21日に開通しました。
2020年には東京で2度目のオリンピックが開催される予定ですが、過去の開催時と同じく機能強化された首都高がオリンピック成功に貢献することに期待したいところです。
※首都高3号渋谷線(下り)渋谷入口は狭いスペースやETCの普及に伴い1レーン1ブースを採用しているため、毎月第2日曜日の夜間に定期メンテナンスが行われます。
【了】






