これは強烈! フランス発ヤマハ製エンジン搭載の四輪バイクが登場
フランスのメーカー「ラザレス」はヤマハのYZF-R1用エンジンを搭載した四輪バイク「LM410」を発表しました。LM410とはどのようなバイクなのでしょうか。
二輪車同様、バンクして曲がる四輪バイク
フランスのメーカー「LAZARETH(ラザレス)」は、合計4本のタイヤを備えた大型バイク「LM410」を発表しました。

LUDOVIC LAZARETH氏が率いるラザレスは、これまでにもフロント周りを二輪化したヤマハ「T-MAX」やホンダ「ゴールドウイング」、470hpを発揮するマセラティ製V8エンジンを搭載した4輪バイク「LM847」など、多数のバイクやクルマを手掛けてきました。
今回発表されたヤマハ「YZF-R1」用エンジンを搭載したLM410は、LM847と同じく、フロント2輪、リア2輪という特異なセットアップとされたもので、前後ともに複雑なリンケージを設けることで一般的な二輪車と同様に車体を傾けて曲がることが可能となっています。
また、ホンダのジャイロなどに採用されているパーキングロックを備えることで、静止時に車体を直立にした状態に保つことが出来る点もLM410の特徴の一つとなっています。
2020年で設立20年目を迎えたラザレスの最新作「LM410」の価格は、10万ユーロ(日本円で約1189万円)、10台のみが製造される予定です。
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