高い耐久性で主流となった駆動部品! 今では原付二種クラスでもあたりまえ? 潤滑性を保つ「シールチェーン」とは?
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「シールチェーン」についてです。
内部に潤滑油を封じ込めた長寿命タイプ
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「シールチェーン」についてです。
バイクの動力を後輪へ伝える駆動部品が「ドライブチェーン」ですが、その一種で、内部の潤滑油をゴム製のシールによって封じ込めた構造を持つものを特に「シールチェーン」と呼びます。
ドライブチェーンのピンとブッシュが接触する部分には常に潤滑が必要ですが、シールによってグリスの流出や異物の侵入を防ぐことで、摩耗を抑えることで、シールチェーンは高い耐久性を実現しています。
シールにはOリングやXリングなど複数の種類があり、メーカーごとに独自形状を採用している場合もあります。

一般的にシールを持たないタイプよりも重量はわずかに増えますが、それ以上に寿命の長さや信頼性の高さ、常に潤滑性を保つことによる抵抗の少なさが大きなメリットです。
かつては主に大型車へ採用されていましたが、現在では125ccクラスを含む多くの市販車で標準装備されています。
ただし内部の潤滑は保たれていても、外側のローラーやシール部分の保護は必要なため、定期的な清掃や注油は欠かせません。
耐久性とメンテナンス性に優れた、現代のバイクを支える代表的な駆動部品と言えるでしょう。









