オンもオフも楽しめる個性と走り重視の6輪生活! 「ジョン クーパーワークス クラブマン」×「キャバレロ ラリー500」に乗ってみた

タイヤとエンジンが付いた乗り物はなんでも好き! クルマとバイクの6輪生活を楽しむ先川知香が、 MINI「ジョン クーパーワークス クラブマン」とファンティック「キャバレロ ラリー500」に試乗しました。

個性的なデザインと走りが魅力のオン・オフモデルの組み合わせ

 普段の移動や仕事でも使うクルマには実用性が必須だけど、たまには峠やサーキットで走りを楽しみたい。林道やオフロードを走るの、スリリングで大好き!  そんな、オンロードもオフロードも両方楽しみたい人には、4輪+2輪の6輪生活がおススメです。

 オンロードを走る分には、ガードレールにこすったり、事故を起こさない限りクルマのボディに大きな傷がつくことはありませんが、オフロードとなると話は別。ただ走っているだけでも、気付いた時にはボロボロになっていたなんてことがほとんどです。そうなると、普段の移動にも使用するクルマで、オフロードを楽しむわけにはいきません。

 一方で、クルマとバイクの6輪生活を楽しむのであれば、バイクは趣味の方向へ振ることができるため、オフロードモデルを選択すれば、悪路での高い走破性を誇るだけでなく、カウルなどの面積も少ないため、傷や凹みはあまり気にならないどころか、デザイン上の味にすらなり得ます。

 実用性と舗装路での軽快な走りを兼ね備えたクルマと、どんな道でも車体を気にすることなく走行可能なオフロードバイクの組み合わせなら、オンでもオフでも心置きなく楽しめるのではないでしょうか。

MINI「ジョン クーパーワークス クラブマン」とファンティック「キャバレロ ラリー500」と筆者(先川知香)

 そんな運転好きの人におススメしたいクルマが、 MINI「ジョン クーパーワークス クラブマン」です。

 レベルグリーンソリッドとレッドの個性的なカラーリングにくりくりとした丸目のヘッドライトが印象的な同モデルは、可愛さとスポーティさが融合した不思議なデザイン、誰もが振り返るような「こだわり」の塊で、乗っているだけで運転技術がワンランクレベルアップしたような特別な気分にさせてくれます。
 
 内外装はどこから見てもデザイン性重視としか思えないオシャレな印象ですが、ステーションワゴンとしての使い勝手が犠牲になることはなく、荷室も360Lと大容量。3分割で可倒式のリアシートを倒すことで、最大1250Lまで広げられる実用性の高さも魅力です。

 オシャレで5人乗り、積載性も高いなど、これだけでも十分おススメですが、これだとただのMINI。名前にジョン クーパーワークス クラブマンが加えられることで、さらにレーシングカー並みの走行性能がプラスされるのです。

 エンジンを始動させると、振動と共に聞こえてくる重低音のエキゾーストノートがカッコよく、走り出すことへのワクワク感がこみ上げます。

 そして、最高出力306馬力、最大トルク450Nmの2リッター4気筒ターボエンジンと4輪駆動システムの操作性は抜群で、加減速やコーナリングも思いのまま。運転が楽しいと心から感じることができる1台です。

走りと実用性を兼ね備えたMINI「ジョン クーパーワークス クラブマン」と組み合わせるなら、バイクに求めるのは走破性

 オシャレで実用性も高く、走りも楽しめるという3つの嬉しいギャップを持つジョン クーパーワークス クラブマンとの6輪生活を楽しむなら、オフロードの走破性が高いだけではつり合いが取れません。やはりデザインへのこだわりは、必須ではないでしょうか。

 そこでおススメしたいモデルが、ファンティック「キャバレロ ラリー500」。あまり聞きなれない名前ですが、ファンティックは1968年にイタリアで設立された、モトクロス・エンデューロ・トライアルなどを得意とするバイクメーカーです。

ファンティック「キャバレロ ラリー500」の乗る筆者(先川知香)

 アンティークマットオリーブとイエローの組み合わせが個性的で、ロードモデルにオフロードの足回りを組み合わせたような独特のシルエットは、一般的なオフロードモデルに多いバッタのような印象は一切ありません。

 クラシカルで、街にも溶け込むオシャレなデザインのなかに、大柄なフロントフェンダーやエンジンガード、ヘッドライトプロテクターなど、オフロードに必要な装備が全て盛り込まれている点も、キャバレロ ラリー500の魅力の1つです。

 実際にまたがってみると、身長165cmの私(先川知香)でギリギリ足が付くかつかないかというレベルのため、足つきはあまりよくないのですが、大きすぎず小さくもない500CCという排気量は扱いやすく、驚くほど小回りが利くので、初心者から上級者まで幅広く楽しめる印象です。

 そして、なにより車体が軽い! ライディングスキルへの自信のなさから、足つきの悪いバイクへの不安感が拭えない私ですら、安心して自分の体重を任せることができるほどの操作性の良さと、高い安定感を感じることができました。

 デザイン性が高く、オンもオフも両方楽しめる。文字通りの、どこへでも行くことのできる1台です。

 仕事やプライベートでの移動から、サーキット走行まで楽しめるMINIジョンクーパー ワークス クラブマンと、街乗りからオフロードまで、1台あれば路面の状態を気にすることなく楽しむことができるファンティックキャバレロ ラリー500! この組み合わせは、乗る人の行動範囲を一気に広げ、住む世界や価値観まで変えてくれる。そんな期待を持たせてくれました。

 今回紹介したモデルの価格(消費税込)は、MINI「ジョンクーパー ワークス クラブマン」が568万円、ファンティック「キャバレロ ラリー500」が124万円です。

【了】

【画像】「ジョン クーパーワークス クラブマン」と「キャバレロ ラリー500」を見る(15枚)

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