ホンダ「CBR1000RR-R FIREBLADE」 2020年レッド・ドット:プロダクトデザイン賞を受賞
ホンダはドイツ、エッセンのノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンターが主催する「レッド・ドット・デザイン賞」でプロダクトデザイン賞を受賞しました。
歴代最強のCBRがレッドドット賞を獲得
ホンダは世界的に権威のあるデザインに関する賞の一つ「レッド・ドット・デザイン賞」で、大型スーパースポーツバイク「CBR1000RR-R FIREBLADE(シービーアール1000アールアールアール ファイアブレード)」と新型電気自動車「Honda e(ホンダ イー)」によってプロダクトデザイン賞を受賞しました。

ドイツ、エッセンのノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンターが主催する「レッド・ドット・デザイン賞」は、1995年に創設されたデザイン賞で、ホンダが受賞したプロダクトデザインは、レッド・ドットが設けている3つのジャンル(プロダクトデザイン/コミュニケーションデザイン/デザインコンセプト)の中でも最も歴史あるジャンルです。
過去にはアップルやBMWのほか、日本のヤマハ発動機も「YZF-R1」によって受賞しています。
レッド・ドット賞を受賞したCBR1000RR-R FIREBLADEは、2019年11月にイタリアのバイクの見本市EICMAで発表され、ヨーロッパより発売を開始。日本国内では3月20日に発売されたスーパースポーツです。
“TOTAL CONTROL for the Track~サーキットで本領発揮するマシン”を開発コンセプトに据えたCBRシリーズの最上位モデルとなるCBR1000RR-R FIREBLADEは、サーキット走行やレースでも高い性能を発揮することを目標に開発されました。
エンジンは世界タイトルを取り続けるMotoGPワークスマシンRC213Vで培われた技術を取り込み、CBR史上最高のエンジン出力となる218PS/1万4500rpmを実現。最適・軽量化され、加速時と制動時の安定性を高めたフレームと、スポーツライディングをサポートする高度な電子制御機能によって、高いポテンシャルを発揮します。
ホンダによると、今回の受賞はサーキットでも高度な性能を発揮できるよう極限まで追求する中で、磨かれた機能美が評価されての受賞と考えているといいます。

なお、同じく「レッド・ドット賞」および「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞したHonda eは、フランクフルトモーターショーで世界初公開されたモデルで、2020年10月に導入予定です。
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