3密避けて都会で機動力抜群! 原付2種スクーターがいま人気の理由

遊び心ある人に待望の1台が復活

ホンダ「CT125ハンターカブ(モリワキ仕様)」

 今年6月26日に発売予定の「CT125ハンターカブ」は、年間販売計画台数の8000台を予約の時点で達成してしまう人気ぶりです。スーパーカブの丈夫なエンジンやシャシーをベースに、アップマフラーやブロックパターンのタイヤを備え、山の中にも入っていけるサバイバルバイクとしています。

 外出できる時期が来れば、「3密」を避ける釣りやキャンプなどにもうってつけの相棒となってくれそうですが、予約殺到で納車待ちとなるのは間違いありません。「クロスカブ110」も含めて検討するのをオススメします。

通勤派に圧倒的人気

“通勤快速”の異名を持つのが、スズキ「アドレス」シリーズです。停止状態からの短距離ダッシュが鋭く、ストップ&ゴーの繰り返しとなる混雑時に、俊敏性を発揮するようメーカーの開発陣もこだわっています。

 そしてなんといってもリーズナブル。スタイルはどちらかというとオーソドックスで定番的。見た目より機能を重視する人が選ぶのでしょう。

モビルスーツみたいな見た目もGOOD!!

「二輪は不安……」なんて人にはフロント2輪で安定感抜群のヤマハ「トリシティ125」があります。操る楽しさや軽快感に乏しいなんて思うのは誤解で、ヤマハ独自のLMW(リーニング・マルチ・ホイール)テクノロジーは車輪と車体全体がリーン(傾斜)して旋回し、スポーツライクな走行感。

 それでいながら路面状況がよくない時も安定感のある走りで、濡れたマンホールや石畳、トラムレール、砂まじりの道路でも心強い。段差などの衝撃もスムーズに吸収し、運転も疲れにくいのです。後ろから見ると三輪であることに気付かないほどで、車幅が特に広いわけではありません。都市部でも二輪スクーターと同じように狭いところを走っている姿をよく見かけます。

ヤマハ「トリシティ125(ゆるキャン△仕様)」

 新生活の相棒には、よりどりみどりの個性派モデル出揃う原2スクーターたち。新生活の移動の足として、役立つことは間違いありません。ただし乗るには細心の注意が必要です。くれぐれも安全運転を心がけましょう。

【了】

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Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。

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