ロッシとペトロナスSRT 1年プラスオプションで契約締結!?

MotoGP再開へ向けバレンティーノ・ロッシは、VR46アカデミーメンバーとトレーニングを再開しました。2021年シーズンの契約については、PETRONAS Yamaha SRTと話し合いが進展。

ペトロナス Yamaha SRTとバレンティーノ・ロッシ契約締結か!?

 新型コロナウイルスの被害をヨーロッパで一番受けたイタリア。3月9日に国全体のロックダウン(都市封鎖)が宣言され、国民は外出を制限されていたが、5月4日より段階的な緩和が始まっている。

自前のコース「ランチ」でトレーニングを開始したバレンティーノ・ロッシ

 それに伴って、MotoGPのカリスマ、バレンティーノ・ロッシが『ランチ(牧場)』と呼ばれる自前のコースで、異父弟でMoto2ライダーのルカ・マリーニやペトロナスSRTのフランコ・モルビデリらVR46アカデミーのメンバーたちとモトクロス・トレーニングを再開した。

 マーベリック・ビニャーレスとファビオ・クアルタラロのふたりが、2021年よりヤマハのファクトリー体制で走ることが1月末に発表され、かねてから去就が注目されていたロッシは、4月25日に「僕には十分なモチベーションがある。レースを続けたい」と現役続行の意向を表明した。当初からの予想通り、来シーズンはペトロナスからの参戦となる模様だが、新たな契約の話は着々と進展しているようだ。

 ペトロナスSRTのチーム代表であるラズラン・ラザリは、すでにヤマハとロッシとの契約について話し合いを持ったことを認めており、交渉はロッシとペトロナスの間で詳細を詰める段階に進んでいる。どうやら“THE DOCTOR”がこだわっているのは、自身が信頼を置ける技術チームを連れていくことのようだが、それに対してラザリは「ペトロナスには独自の技術チームがあり、このことをヤマハとロッシが理解してくれることを望んでいる」と話す。しかし、クアルタラロはスタッフを引き連れてファクトリー・チームへと移籍すると見られており、その条件もそこまで大きな障害とはならないだろう。

 このオフシーズンからロッシの技術チームのクルーチーフを担当するダビド・ムニョスは、ロッシがオーナーを務めるMoto2クラスのVR46チームで仕事をした経験を持ち、2018年にはフランチェスコ・バニャイアのMoto2タイトル獲得をサポートした。

「ダビドはまだ多くの経験はないけれど、良いアプローチをしているし、何にでも備える準備ができている。彼はいつも落ち着いていて、チームの他のメンバー、すべてのメカニックとすでに良い関係を築いている。チームの雰囲気はとてもポジティブだ。これは結果にとって非常に大切なことなんだ」とロッシも手応えを感じている。

 ちなみに2014年からクルーチーフを担当していたシルバーノ・ガルブセラは、2020年シーズンはテストチームを率いる。

2021シーズン、ロッシのチームメイトになる可能性があるフランコ・モルビデリ

 気になるチームメイトは、2017年のMoto2クラス王者でもある弟分のモルビデリが有力視されている。昨シーズン限りで引退し、テストライダーとしてヤマハ陣営へと復帰したホルヘ・ロレンソとの“ドリームチーム”結成の可能性も囁かれるが、チームの安定性、財政的な問題から実現へのハードルは高そうだ。ラザリも「フランコが今年好調だったら彼をキープする。若くて才能のあるライダーに注目している」と明言する。

 なお、モルビデリが継続して起用された場合、ロッシにのみ、これまでと同様にファクトリー・スペックのYZR-M1が用意される。契約期間は1年+1年のオプションと見られ、早ければシーズン開幕前にも締結されると現地メディアは報じている。

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トレーニングを開始したバレンティーノ・ロッシ

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