ロッシのピザレストランが営業再開! バーチャルGPでも初めての3位表彰台獲得

バレンティーノ・ロッシは、地元イタリア・マルケ州にあるコースで練習走行を再開しました。ロッシの名が冠されたピザレストラン『ダ・ロッシ・オステリア・ピッツェリア』も営業を再開しています。

ロッシのピザレストランが営業再開

 練習用の私設コース、『ランチ(牧場)』でのモトクロス・トレーニングに加え、地元イタリア・マルケ州内のサーキットでの練習走行も再開し、バレンティーノ・ロッシの周辺は少しずつ平静を取り戻しつつあるようだ。“ロッシ”の名が冠されたピザレストラン『da Rossi OSTERIA PIZZERIA(ダ・ロッシ・オステリア・ピッツェリア)』も5月18日より営業が再開された。

“ロッシ”の名が冠されたピザレストラン『ダ・ロッシ・オステリア・ピッツェリア』営業再開

 ロッシが少年時代を過ごし、10年ほど前から再び居を構える“TERRA DI PILOTI E MOTORI(レーサーとバイクの町)”タヴッリアにある店は、ロッシが自らプロデュースするワインやパスタも取り扱われるVR46オフィシャルストアが併設され、隣りにはファンクラブ本部もある。ピザ以外の料理やデザートも充実しており、泡の上にチョコレートソースで“46”と書いてくれるカプチーノも人気だという。価格もぞれほど高くなく、新型コロナウイルスの流行以前は、世界中からロッシファンが訪れ、レースがある週末には人であふれ返っていた。

 しかし、タヴッリアがあるイタリア北部のウルビーノ県は、被害を最も大きく受けた地域のひとつで、すでにCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)による死者数が500人を上回っていることもあり、テーブルや客同士の距離、消毒などに細心の注意を払って営業される。

 イタリア政府は、欧州連合(EU)諸国からの入国制限、国内の州をまたぐ移動の制限を6月3日から解除すると先日発表しており、多くのファンが店を訪れることができるのは、早くとも6月以降からとなりそうだ。

地元の人々に愛されているバレンティーノ・ロッシ

 前述した通り、イタリアではまだ各州間の往来は規制されており、プロライダーたちを対象に使用可能となったミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリはエミリア・ロマーニャ州にあるため、ロッシの自宅から数kmの距離にも関わらず、マルケ州民の“THE DOCTOR”の走行はもうしばらくお預けとなっている。

※現在はイタリア政府からの段階的な制限解除が実施され、ロッシのミサノでの練習走行は可能となっている。

バーチャルGPでも初めての3位表彰台

 リアルな世界でバイクに乗り始めたことで走りの勘が戻ってきたのか、ロッシは5月17日にそのミサノを舞台に開催された『MotoGPバーチャルレース(Stay at Home GP)』の第4ラウンドで初表彰台を獲得した。

MotoGPバーチャルレース(Stay at Home GP)第4ラウンド・ミサノ

 レースは2戦連続3回目のポールポジションを奪ったファビオ・クアルタラロが、まずホールショットを決めて逃げを打つ。だが、3周目に転倒して2位へと後退。その後、アレックス・マルケスとクアルタラロが首位争いを繰り広げるが、今度は7周目にこのふたりが絡んで転倒する。マルク・マルケスが最終ラップまでリードを奪うが、最後のコーナーで弟アレックスが兄マルクをオーバーテイクして優勝を飾った。

 5番グリッドの好位置からスタートしたロッシは、1周目にミスをして一旦は8位まで順位を落とすが、着実にペースを刻み、最終周にはトップ3人を視界に捉える4位までポジションアップ。前方を走るクアルタラロが最後にこのレース3回目となる転倒を喫したため、4.687秒差で3位へと滑り込んだ。

 以前に「僕はクルマのゲームのほうが得意だし、もうオジさんだからバーチャルレースでは若い子たちには適わないよ」とコメントし、やや弱気だった9回チャンピオンだが、実は参戦2戦目での3位表彰台は相当嬉しかった様子。恋人のフランチェスカさんから過去にミサノで獲得したトロフィーを贈呈(?)してもらい、画面上で喜びを爆発させた。

「この表彰台がとっても嬉しいよ! ホームグランプリでの重要なリザルトだ。今週はトレーニングを積み、2020年型のビデオゲームで良い感じがあったから、この表彰台は、僕とチーム、全てのファンのものだ!!」

 実はこっそり練習に励んでいたことを明かした。

【了】

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