ホンダ「ハンターカブ」北米で発売決定 モデル名は「トレール」を継承

アメリカン・ホンダは日本市場で「CT125・ハンターカブ」として販売されているモデルを「トレール125」として発売します。

北米市場に「トレール」が復活

 アメリカン・ホンダは日本市場で「CT125・ハンターカブ」として販売されているモデルを「TRAIL(トレール)125」として11月に発売します。

ホンダの北米向けモデル「トレール125」

 2019年に開催された第46回東京モーターショーでコンセプトモデルとして発表され話題を集めた「CT125・ハンターカブ」は、多くのユーザーからの要望により、2020年6月に市販化された原付二種モデルです。

 C125のシャシーを強化し、サスペンション・トラベルを増やした「CT125・ハンターカブ」は、他のスーパーカブシリーズ同様、4速セミオートマチックトランスミッションを採用。優れた燃費性能と高い悪路走破性を料率したモデルに仕上げられています。

 今回の発表に際し、アメリカン・ホンダのパワースポーツマーケティング担当、リー・エドマンズ シニアマネージャーは次のようにコメントしています。

「1959年にアメリカン・ホンダが設立され、ホンダ50の販売を開始したとき、アイダホ州のディーラーであるハーブ・ウールがオフロード用に改造を始め、その結果、ホンダはトレイル50を生産しました。

 このモデルは60年代から70年代にかけてアメリカのキャンプ場やモーターホームで広く普及し、多くの後継モデルを生み出しました。そのため、CTブランドは米国市場で特別な歴史を持っており、スーパーカブやモンキーのように、アメリカのモーターサイクルの黄金時代を彷彿とさせながらも、現代の技術と信頼性を備えたトレール125として復活することは素晴らしいことです」。

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 日本市場でも絶大な人気を誇る「CT125・ハンターカブ」の北米向けモデル「トレール125」の価格は3899ドルなっています。

【了】

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