付けて良かったグリップ・ヒーター現在愛車で活躍中!~リターンライダー?KANEKO’S EYE~

クルマ業界に25年以上。ドライビング・インストラクターや自動車に関する研修トレーナーをしている経験を活かし「ブランド」「商品」「こだわり」「疑問」など、現在のバイク界をピュアな目線でレポートします。

グリップヒーターを装着することで寒い日も問題なく走行可能

 納車された愛車スクランブラーは、現在しっかりとエンジン回転を守って慣らし走行真っ最中です。焦って距離を最優先するのではなく、各ギアをしっかり使いながら、アクセルもジワ~と開けて、馴染ませて行くのを楽しんでおります。

「グリップ・ヒーター(ヒーテッドグリップ)」が愛車で活躍中

 それでもドゥカティ空冷Lツインらしいドコドコ感は感じられ、ニヤニヤしながら本当に楽しく「ホントに買って良かった!」と嬉しい実感です。スクランブラーの特徴の1つ、ハンドルの幅広さにもだいぶ慣れて来ました? かな…!?
 
 ハンドルと言えば、成約時に初めからオプション装着を頼んでいた「グリップ・ヒーター」が活躍してくれています。

 当初、愛車候補の1つだったカワサキのW800では、グリップ・ヒーターが「カフェ」に標準装備、「ストリート」にオプションという設定。まだそのラインナップだった時に(後に追加されたW800には標準装備)撮影でご一緒させていただいたジャーナリストの青木タカオさんに「グリップ・ヒーターってどうなんですか?」とたずねたところ「いや~あると全然ちがうヨ~!」という話から説明や体験談を伺い、どの車種を選択しても自身のバイクには付けたいと思っておりました。そしてスクランブラーに車種を決定したときも、純正オプションパーツで存在しているのを見つけ、これは最初から装着しようと心に決めてました。

上下の矢印スイッチが「ドゥカティ・マルチメディア・システム」のスイッチ、ウインカースイッチが決定ボタンを兼ねています

 ドゥカティでは「ヒーテッドグリップ」と名付けられているグリップ・ヒーターは、ハンドル左側に付けられている「ドゥカティ・マルチメディア・システム」のスイッチを使い、メーター上のメニューから「H.GRIPS」の項目をチョイスすると、ON/OFFの設定、そして温度レベルの調整が可能となります。まずこの一連の流れ、これがカッコイイ。デジタルとの融合で操ってる感があり、これが近代のバイクなんですねと実感。

「ドゥカティ・マルチメディア・システム」画面/「ヒーテッドグリップ」LOWでスタンバイ

「ヒーテッドグリップ」のシステムをONにすると、メーター上にはグリップの形をしたインジケーターが点灯し、システムの起動を知らせてくれます。しかしこの段階では加熱のスタンバイ状態で、アイドリングから少し回転を上げるとグリップマークの下に「ON」と表示がされ、実際の加熱がスタートします。これはバッテリーに負荷をかけないようにしているとのこと。いやいや、バッテリーのパワーマネージメントまで行われているとは、やはりバイクの進化は凄いですね。

LOWでスタンバイグリップマークが点灯して加熱準備 / エンジン回転が適正と判断し、加熱がスタートし、グリップマークの下に「ON」と表示

 そしてグリップ・ヒーター効果の方は、青木さんからお聞きした通りで、本当にその効果は絶大です。温度の設定は「LOW」「MED」「HIGH」の3段階で、走行フィールドは関東地方ですが、通常ならLOWで十分。朝方/夜でも使用しているのはMEDまでです。グローブは3シーズン用のレザーモデルですが、それで充分快適に走れています。

外されたノーマルグリップとの比較(下がノーマル)、デザイン、直径など基本的に変更前とサイズが同じで、運転操作にも違和感がありません

 またノーマルのグリップと比較をしましたが、グリップのデザインも直径も同じままです。これはメーカー純正パーツの強みでもありますが、操作感も変わらず、本当に装着して良かったと満足しています。

装備が充実してきた愛車のドゥカティ・スクランブラー

 グリップ・ヒーター自体は以前からあった技術とのことですが、自身が学生のとき(数十年前)には正直その存在すら知らなかったです。しかしこういった技術がよりメジャーになることだって進化ですし、その進化の恩恵を受け、存分に楽しめる現在は、本当に幸せなことだと改めて感じています。

【了】

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Writer: 金子陽一

トップドライバーを目指し自動車レースに参戦。幾度かの資金難から挫折しかけたところをチューニングカー雑誌の編集部に拾われ、タイムアタック/レポートドライバーを担当。現在、それらの経験を活かし自動車ブランドが開催するドライビングレッスンのインストラクター、そして販売店スタッフ向けの研修トレーナーとしても活躍中。学生時代に乗っていたバイクからはしばらく離れていたが、近年、最新バイクの進化、またバイクを取り巻く最新アイテムの進化に感動しバイク熱が復活。大型自動二輪免許も取得。クルマで経験してきたセンサーを活かして「バイク」「ブランド」「アイテム」「こだわり」など、最新のバイク界をピュアな目線でレポートする。

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