大磯港『DONあおばと食堂』 たまにはタレカツで!? その日の地魚を食べ比べ!! 美味しいアジフライを求めて走る旅

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。神奈川県の大磯港にある「DONあおばと食堂」を訪れました。

いろいろな魚のフライを楽しめる

 美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)がやって来たのは神奈川県の大磯町です。前日から2輪JAIA(日本自動車輸入組合)のメディア向け試乗会が大磯ロングビーチで開催され、筆者はライダーの青木タカオさん、バイク女子の高梨はづきさんと一緒に『バイクのニュース』のカメラマンとして参加していました。

 興味のあるバイクは乗ってみないと気が済まない筆者は、撮影だけでは飽き足らず、以前から気になっていたインディアン「チーフビンテージ」とBMW「R12 G/S」を体験させてもらい、どちらのバイクも楽しくて欲しくなってしまいました。

 生憎の天気で雨が降ったり止んだりの2日目は、前倒しで取材を済ませて昼過ぎに解散です。早朝から動いていたこともあって空腹な筆者は、大磯港へ向かいました。

「DONあおばと食堂」の「磯カツ丼」は、大磯港に水揚げされた魚をフライにして、甘辛いタレにくぐらせてご飯に盛った丼
「DONあおばと食堂」の「磯カツ丼」は、大磯港に水揚げされた魚をフライにして、甘辛いタレにくぐらせてご飯に盛った丼

 西湘バイパスを走って10分もかからずに到着したのは、大磯港にある「OISO CONNECT」です。この施設の2階には、大磯漁港に揚がった海鮮と、大磯近辺の地元野菜を使ったイタリアンレストラン「あおばと食堂」があり、1階には大磯の名産品直売所「あおばとマルシェ」と、今回の目的の店「DONあおばと食堂」があります。

 早速、「あおばとマルシェ」と共通のレジで料理を注文します。メニューは「磯カツ丼」と「磯ぶっかけ丼」、ドリンクやデザートがあります。

 地魚の刺身を漬けにしてご飯に盛った「磯ぶっかけ丼」もかなり惹かれますが、地魚のフライを使った「磯カツ丼」をお願いします。

 どちらの丼も大磯漁港に揚がった魚を使っていて、日によって種類が変わります。この日の「磯カツ丼」には、アジ、サバ、メダイ、フトツノザメを使っているそうです。期待通りアジがあって安堵したのですが、それよりもフトツノザメが気になってきました。

 テーブル席に座って出来上がりを待つ間に調べてみると、フトツノザメは本州以南に棲息するサメで、大きい個体だと体長は1m以上になり、背鰭に棘があるのでツノザメと呼ばれるそうです。

 どんな味なんだろうと期待しているところに「磯カツ丼」が出来上がり、カウンターへ取りに行き魚の種類を教えてもらいます。

 開きの大きいフライがアジかと思ったらサバで、アジは小さい方でした。揚げたてのフライを自家製のタレにくぐらせてご飯の上に載せた丼です。

大磯港の駐車場に隣接する「OISO CONNECT」の1階にある「DONあおばと食堂」へ。建物の正面にある「結蛸(むすびだこ)」は愛と絆のモニュメントだとか
大磯港の駐車場に隣接する「OISO CONNECT」の1階にある「DONあおばと食堂」へ。建物の正面にある「結蛸(むすびだこ)」は愛と絆のモニュメントだとか

 テーブルに戻って、まずはアジフライからいただきます。タレは新潟のタレカツ丼的な甘辛い味付けですが、主張し過ぎず魚そのものの味と合っていて美味しいです。サイズは小さいですが厚みがあり、見た目より食べ応えがあります。

 気になっていたフトツノザメもいただきます。鶏の唐揚げっぽい見た目ですが、歯応えアリアリ。独特な食感です。味はタンパクで臭みも無く食べやすいです。

 続いてメダイは、フライでもしっとりした食感で脂が乗っています。最後にアジフライの倍以上あるサバフライを食べてみると、脂乗りが良くて旨味もありますが、ふわっとした食感を求めるならアジフライに軍配が上がります。

 筆者的には当然アジフライの肩を持ちますが、決して美味しくないということはありません。むしろ甘辛いタレとはアジフライより合っていて「磯カツ丼」の主役には相応しい味でした。

 その日に揚がる魚によって内容も変わりますが、いろいろな魚が楽しめて、また食べに来ようという気になる丼でした。

 仕事が終わった開放感とお腹いっぱいな満足感で、幸せ気分で帰路につく筆者でした。

■DONあおばと食堂
所在地/神奈川県中郡大磯町大磯1398-6 OISO CONNECT 1F
営業時間/11:00~15:00(定休日なし)
※営業時間、休日は変更となる場合があります

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Writer: 増井貴光

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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