「Buell」が米国での生産を再開 2024年までに10モデルの発売を目指す

米国に拠点を置くバイクブランド「Buell Motorcycles(ビューエル・モーターサイクルズ)」は、新体制のもと2024年までに10モデルの発売を目指すと発表しました。どのようなモデルが登場するのでしょうか。

米国のブランド「Buell」とは

 米国に拠点を置くバイクブランド「Buell Motorcycles(ビューエル・モーターサイクルズ)」は、新体制のもと2024年までに10モデルの発売を目指すと発表しました。

Buell Motorcyclesのスーパースポーツ「1190RX」

 1983年に設立されたBuell Motorcyclesは、レース用バイク「RW750」の製作に始まり、一時はハーレーダビッドソン傘下(現在はメーカーとしてのサービスサポート体制は終了)で複数のモデルを展開してきたバイクブランドです。

 2007年にはスポーツモデル「1125R」を製造するも、2009年にビューエルモーターサイクルカンパニーを閉鎖し、2010年からは創始者であるErik Buell(エリック・ビューエル)氏の名前を冠したErik Buell Racing(EBR)を創立。レース用バイク「1190RS」やネイキッドモデル「EBR 1190SX」などの生産を行っていました。
 
 また、2016年にはエリック・ビューエルの遺産を継承するために「EBR Motorcycles」を立ち上げ、「Black Lightning」を限定生産、2020年にはCipalaレースチームと共同で初のダートバイクを開発し、AMAヒルクライム全国選手権で優勝するなど活動を継続。2020年初頭にはBuellブランドを買収し、開発を開始しています。

Buell Motorcyclesのネイキッドモデル「1190SX」

 今回の発表によると、初期段階では水冷Vツインエンジン搭載のスーパースポーツ「1190RX」、ネイキッドモデル「1190SX」、アドベンチャーモデル「Super Touring」などErik Buell Racing時代に開発された1190プラットフォームをベースにしたものの他、、ヒルクライム用に開発したモデルのレプリカ「1190HCR」、そのショートホイールベース版である「1190 Baja(バハ)」などの生産が予定されているといいます。

現在のCEO、ビル・メルビン氏の心境は?

 今回の発表に際し、Buell Motorcyclesのビル・メルビンCEOは次のようにコメントしています。

「スーパーバイクとパフォーマンスモーターサイクルの素晴らしい品揃えで、Buellを復活させることができて興奮しています。まずは、アメリカ国内でハンドメイドで製造された最速のアメリカ製モーターサイクルからスタートします。

 今後は、ツーリング&アドベンチャーモデルのプラットフォームを構築し、他のグローバルブランドとの競争力を高めるために排気量を拡大していきます。情熱的なBuell Nationは再び成長し、繁栄することができます。

Buell Motorcyclesのアドベンチャーモデル「Super Touring」

 Buell Motorcycleの今後のモデルには、ダート、デュアルスポーツ、ツーリング、クルーザーなどのバリエーションがありますが、中・小排気量モーターもラインアップを拡大していきます。また、Buellは、高性能なエレクトリックモデルの初期検討段階にあり、他社とのコラボレーションのアイデアをオープンにしています。
 
 現在生産されているモデルは、ミシガン州グランドラピッズで手作業で製造され、Fuel in Frame(ガソリンタンク内蔵のフレーム)、Perimeter Brake Rotor(ホイールのリム部にブレーキローターを備えたシステム)、卓越したハンドリング、高馬力などの革新性で知られる高性能な1190プラットフォームをベースにしています。

 Buellは、ハイパフォーマンス、イノベーション、アドベンチャーのアメリカブランドとして知られています。Buellでは、速いことがまた楽しい。私たちはそれを継続し、拡大していきます」。

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 現状、日本への導入や価格などについては明記されていませんが、根強いファンが存在するブランドだけに今後の動向が気になるところです。

【了】

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