ツーリング先で出会ったご当地カップ麺 名古屋発祥の「台湾まぜそば」を食す!

ツーリング先で立ち寄るコンビニなどで出会うことがある「ご当地カップ麺」は、TV番組でも取り上げられる即席グルメです。今回は関西方面で見つけた「台湾まぜそば」をご紹介します。

「台湾まぜそば」を再現した、中部ご当地カップ麺の味は?

 関西方面へのツーリングの途中、PA(パーキングエリア)で名古屋が発祥とされる「台湾まぜそば」のカップ麺に出会いました。まぜそばなのでスープ(汁)は無く、ピリ辛のミンチを太麺に混ぜて食します。にんにくや卵黄、ニラなどを混ぜた、いわゆるスタミナ系のカップ麺はどんな味なのでしょうか? お土産に購入しました。

真っ赤なパッケージが目を引く「台湾まぜそば」(224円)

 このピリ辛ミンチは「台湾ミンチ」と呼ばれ、唐辛子、ニンニク、醤油で味付けされており、汁無し麺の味を左右する大事な要素となっています。お店で食べる「台湾まぜそば」は卵黄が乗るため、これをインスタント食品のカップ麺でどう再現するのか気になるところです。

 パッケージの中身にはかやく、ふりかけ、そして後入れタイプの液体ソースが入っています。ふりかけで魚粉風味も効かせており、また液体ソースは卵黄入りと、インスタントとはいえ手が込んでいます。

 通常、かやくはお湯と同時に入れますが、今回は後入れにして、だんだんと食感が変わっていくのを楽しんでみました。パッケージのような赤味はさほどなかったのですが、やはりピリ辛の刺激でだんだんと口の中が熱くなっていきます。麺は太麺タイプでもちもちしています。卵黄の効いたソースは辛味をまろやかにしてくれているので、とても食べやすいものでした。

別添の小袋はかやく、ふりかけ、ソース。ここに「台湾ミンチ」のピリ辛の刺激と卵黄のまろやかさが隠されている

 名古屋は「台湾まぜそば」と同じく「台湾ラーメン」発祥の地でもあります。ほかにも味噌煮込みうどんや味噌カツ、ひつまぶし、喫茶店のモーニングなど、個性的なグルメや独自の食文化(?)が魅力ですね。

 ツーリング先ではその土地ならではのグルメを味わうのも楽しみのひとつです。それがカップ麺で再現されていれば、購入して持ち帰り、帰宅後に旅の思い出に浸ったり、またはツーリングで行けなかった地に思いを馳せながら食べるのも一興でしょう。気軽に食べられるご当地カップ麺は、もはやツーリングの楽しみのひとつかもしれません。

【了】

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