スズキ新型「GSX-S1000」イタリア市場に導入される5台のみの限定車「Web Edition」部分カットを公開
スズキは2021年6月より欧州をはじめ世界各国で順次販売予定の新型「GSX-S1000」の限定車「Web Edition」のデ部分カットをイタリア市場で公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
スポーティさを強調した希少な限定車
スズキは2021年6月より欧州をはじめ世界各国で順次販売予定の新型「GSX-S1000」の限定車「Web Edition」をイタリア市場で発表しました。

4月26日に発表されたGSX-S1000の最新モデルは、同社のスーパースポーツモデル「GSX-R1000」のエンジンと車体をストリート向けにチューニングしたネイキッドモデルです。
扱いやすさとスポーツ性能の高さを継承しつつ、デザイン面においてはスズキ二輪車に初採用となるモノフォーカスタイプのLEDヘッドライトを縦型2灯式に配列した斬新なデザインとされた新型GSX-S1000では、前モデルに引き続き排気量999ccの水冷直列4気筒エンジンを搭載。

欧州で2020年より新型の二輪車を対象に導入された新しい排ガス規制「ユーロ5」に対応(欧州仕様車)しながら、最高出力の向上を実現しています。
5台のみが販売されるGSX-S1000 Web Editionは、カーボン製の前後フェンダーやパッセンジャーシートを覆うシングルシートカバーなどを採用することでスポーティさを強調したモデルで、デジタルコクピットの視認性を向上させるとともに、ライダーへの空気の流れの一部を迂回させるインストルメントカバーも装備されています。
そのほか、GSX-S1000 Web Editionではシングルシートカバーに「激」という漢字のロゴをあしらったうえで、トリプルツリーにはシリアルナンバーを刻印。特別感を高めています。
丸みを帯びた従来モデルからスタイルを一新し、鋭角でエッジの効いた姿へと変貌を遂げたGSX-S1000最新モデル。日本市場への早期発売にも期待したいところです。
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