コロナウイルスの影響で、MotoGP日本グランプリ開催中止を決定
モビリティランドは、ツインリンクもてぎにて開催を予定していた2021 MotoGP世界選手権シリーズ日本グランプリの中止を決定しました。
新型コロナウイルスの終息が見えずMotoGP中止
モビリティランドは、ツインリンクもてぎにて、2021年10月1日~3日に開催を予定していた「2021 FIM MotoGP世界選手権シリーズ日本グランプリ」について、本年度の開催中止を決定しました。5月にツインリンクもてぎで開催されるはずのトライアル世界選手権第1戦日本グランプリも中止となっています。

今シーズン後半のスケジュールを進める上で、10月に開催するMotoGP日本グランプリは6月中旬の開催判断が必要となり、世界的な新型コロナウイルス感染拡大により国内外における移動や滞在などさまざまな状況において開催を確約できる状態に至らず、プロモーターであるドルナスポーツ社とも協議のうえ、断念せざるをえない結果となっています。日本グランプリは2022年の開催を予定しています。
また、同時に開催が延期されていたアメリカズGPは、10月1日から3日に開催し、タイGPは、予定より1週間遅れの10月15日から17日に開催することが発表されました。

ドルナスポーツ最高経営責任者のカルメロ・エスペレータ氏は、「『MotoGP』を実行するための運営及びロジスティック上の要求は、6月中に2021年シーズンの後半戦を定義する期限であり、モビリティランドは、日本グランプリの実行可能性を確認する必要がありましたが、現時点で開催を確約することができなかったことから、残念なことに、2022年にもてぎに戻るという決断を下さなければいけませんでした。日本はMotoGP世界選手権にとって非常に重要な国であり、MotoGPクラスに参戦する日本の3メーカーが、このスポーツの正真正銘の礎石となっています。1992年の最初のイベント以来、日本グランプリを素晴らしいイベントにしてくれたモビリティランドに感謝します」と述べています。
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昨年6月1日にツインリンクもてぎで22年連続の開催が予定されていたMotoGPですが、新型コロナウイルスの影響を受けて開催をキャンセル。今年はシーズン15戦目として10月1日から3日に開催が予定されていました。
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