『小野木里奈の○○○○○日和』 CBR600RRのトリコロールに込められたホンダの願いとは?

『小野木里奈の○○○○○日和』は、ホンダのスーパースポーツCBR600RRの試乗記です。

サービスエリアの重要性に気づいた初の高速道路ソロツーリング!

 皆さん、こんにちは、小野木里奈です!今日は七里ヶ浜へのツーリングでも試乗した、ホンダのCBR600RRの試乗記でございます。最初に目にした時は、この派手なカラーリングとどっしりとした佇まいや、遠くからでもすぐに見つけられるくらいのこの存在感の強さが強烈でございます。私はスーパースポーツが大好きで、しかも大型バイクということで今回試乗できると聞いて、とてもテンションが上がりました。では、その乗り味とはいかに…。

赤・青・白の3つのカラーリングはホンダの歴史あるトリコロールカラー

 私はまだまだバイクの知識が浅いのですが、こちらの赤・青・白の3つのカラーリングはホンダの歴史あるトリコロールカラーと言われているのですね。このトリコロールカラーの「HRC」というロゴは、ホンダレーシングを表していることも初めて知りました。確かにスーパースポーツタイプのこのバイクはレースでもよく見る形です。興味深いのはこの3色それぞれに意味もあるということです。赤は「勝利に賭ける人間の熱い情熱」、青は「理論い基づく高い技術力」、白は「モータースポーツを愛する全てのお客様」でした。印象的だったのが、この白の意味です。作り手やレースの選手の方々だけでなく、それを観るお客様も良い意味で巻き込んでいるということ、レースはバイクとそれに乗るレーサーの方、そしてそれを観るお客様がいて成り立っている、というホンダさんの思いを強く感じます。

 さて、このガッツリと、トリコロールカラーで構成されているデザインのCBR600RRですが、道路を走っているのを見たらもうすぐに見つけてしまうくらい目立ちますよね。この動きのある流れるようなフォルムが素敵です。このテールの先っぽが上に上がっているのがやはりいい!

テールエンドが上に上がっているとテンション上がってしまいますよね

 私、スーパースポーツの好きな理由の一つが、テールの上がっているデザインなのです。トリコロールカラーを際立たせたいので、私はあえて、ヘルメットやファッションはモノトーンなど、抑え目の色にして、靴だけ赤にしてこのバイクと相性を合わせたいなと思いました。ファッションを楽しむことも、バイクに乗ることの魅力ですからね。

シート高は820mmで両足は爪先立ちです

 それでは、恒例の足つきチェックでございます!シート高は820mmで、私(身長=160cm)がまたがると両足は爪先立ちになります。乗っているとこのサイズ感に慣れてくるものなのですが、最初は車幅の太さに圧倒されてしまい、跨った時このバイクをちゃんと支え続けられるのかが正直不安でした。完全に臆していましたね (笑) それくらい現物を近くで見ると大型ならではのサイズ感なんですよ!私は特に身長が高いわけでもなく、乗り慣れているライダーでもないので、果たしてこの子を操ることができるのか…。

情報が見やすいフルカラーTFT液晶メーター

 エンジンをかけると、力強く「ブオォォォォォォッッ!」と響く低く力強い音。ノーマルでこの音が出るだなんて惚れますね!迫力がありすぎて、思わず後退りしてしまいます (笑) エンジン始動とともにフルカラーTFT液晶メーターが起動し、ここで複数の情報を一気に認知できるようになっておりますが、液晶のサイズも大めでフルカラーだからこそさらに見やすかったです。日が沈んだ後に乗った時もこの液晶メーターは一瞬の確認でもよく見えていました。ハンドルのスイッチも豊富にあって、左手ハンドル側だけでこんなにたくさんのスイッチがあるので、使いこなしたらすごく便利そうなイメージです。

 いよいよ、発進スタートです。600ccと、1000ccクラスよりは下回りますが、それでも大型バイク。既にエンジンのこの低い音を聞いて既にビビりがちになっている私なので、「とにかく慎重に…!」と自分に言い聞かせながら、じんわりアクセルを回していきます。ちなみに、この時も少しアクセルを回すだけでもう音の迫力が高まってきて、本当にすごいのですから!(笑)

 発進する時は、そんなにビュンっと進むわけでなく滑らかに進んでくれたので、ちょっと安心。加速しようとギアを上げると、加速の瞬間があっという間に自分の求めているスピードにすぐ達してしまうので、「いつの間に!?」という感覚です。それとともに、音が「ブフォォォォォォォッッ!」と吹き出した爆発音で、走っていて自分がこのバイクを操作して音を出していると思うと、すごく優越感を覚えますね (笑)

総排気量599cc水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒エンジン搭載

 多分、私の中で今まで試乗してきたバイクの中で、格好いいジャンルでいうと一番好きな音かもしれません。それくらい惚れ惚れしてしまいます。車幅はあるように感じていましたが、乗っているとニーグリップはしやすいし、コーナリングも楽々です。さすが、レース仕様ということですね。素人でもそれを感じてしまいます。それこそ、コーナリングをするたびに車体を傾けるのが楽しくなりました。あとは、意外なことに、サイズが大きく感じていましたが、重さが194kgと、意外と見た目のわりに車両重量が扱いやすい重さということです。この重さでしたら、私でも取り回しを1人でなんとかできました。そして、クラッチ操作のしやすいこと!こちらもスムーズにできるように、アシストスリッパークラッチが装備されているんだそうです。だから、私みたいなライダーでも左手がいつもより疲れにくいんだなと思いました。

 加速する時にあっという間に、求めているスピードに到達できる瞬間を何度も感じたのは、高速道路です。やはり、一般道と違って信号もないですし、このバイクの性能をたくさん感じることができました。あっという間にスピードが出てしまうので、自分が出したいスピードに到達したら、あとはそれをキープして進めばいいので、操作や到達するまでの時間が短く、逆にストレスがないところが魅力的だなと思います。

そして、やはり、大型バイクはこの600クラスが私には丁度いい…!スピードの反応やサイズなど、何もかもがしっくりきます。ただ、スーパースポーツを長時間乗ることが、今回のCBR600RRが初めてだったので、運転の姿勢が前傾姿勢ということもあり、腰と背中に悲鳴が…(笑) もっと乗り慣れていきたいですね!

 こちらのバイクは、ライディングモードを変更することができるそうなのですが、私は変更する前の今の段階で、乗ることがいっぱいいっぱいだったので断念しましたが、乗り慣れた頃にモードを変えてまた違うバイクに乗った楽しみを味わうことができるという点も、ライダーを飽きさせたいということなのでしょうか。いつか、チャレンジしてみたいですね。

七里ヶ浜の駐車場にCBR600RRを停めると目立ちましたねえ

 七里ヶ浜に行った時は、駐車場に停まっていたり、コンビニに寄り道している時に、このバイクの存在感から、何人かのライダーや通りがかりの方々に話かけられました(笑) やはり、このトリコロールカラー目立ちますね~ 「エンジン音も聞いてみたい」など、注目の的でした!

CBR600RRで初めての長距離ツーリングを1人で試乗してみたのですが、高速道路を走っている時は本当に快適で仕方なかったです。そして、このトリコロールカラーとの相性を考えて、洋服やヘルメットを考える時間や、ガラスに映った格好いいバイクと自分を見た時に、ちょっと自己満に浸れる瞬間が楽しかったです(笑)

 あとは音がまさしく自分が一目惚れならぬ、一聞き惚れをしてしまいました。この力強く響く音は、是非一度聞いていただきたいですね。またいつか試乗する機会があれば、別のモードに切り替えて運転を楽しんでみたいです。

小野木里奈YouTubeチャンネル『時速ONOキロメートル』

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Writer: 小野木里奈

女優。両親の影響で幼い頃にはバイクに憧れを持ち、23歳で大型バイクの免許を取得。いつか自分もお気に入りのバイクを見つけて、友達とツーリングに行くのが夢。初心者の立場で感じたことを素直に発信する。

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