2021 MotoGP第11戦オーストリアGP KTMのホームグランプリでビンダーが今季初優勝
2021 MotoGP第11戦オーストリアGPの決勝レースが2021年8月15日にレッドブル・リンクで開催されました。今回のレースではレッドブル・KTM・ファクトリーレーシングのライダー、ブラッド・ビンダー選手が今季初優勝を記録しました。
雨の中、スリックのままでレースを継続したビンダー選手が勝利
2021 MotoGP第11戦オーストリアGPの決勝レースが2021年8月15日にレッドブル・リンクで開催されました。

前戦に続き、レッドブル・リンクで行われたオーストリアGPの予選では、ポールポジションを獲得したホルヘ・マルティン選手(プラマック・レーシング)、2番手のファビオ・クアルタラロ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、3番手のフランセスコ・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)が1列目スタート。
2列目には、ヨハン・ザルコ選手(プラマック・レーシング)、マルク・マルケス選手(レプソル・ホンダ・チーム)ジャック・ミラー選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)、が並びました。
スタート直後の1コーナーでは好スタートのJ・マルティン選手がトップをキープ、F・バニャイア選手が2番手に付けます。
レース1周面、スタート前からわずかに振り始めた雨の影響により、スリックからレインタイヤを履いたマシン、またはその逆のマシンに乗り換えることが可能となる白旗が提示されますが、序盤はいずれのライダーもそのままのセットアップでレースに挑みます。
レース中盤まではF・バニャイア選手、J・マルティン選手、M・マルケス選手、F・クアルタラロ選手らによる歯列なバトルが展開されますが、終盤に入ると雨が降リ続いていることを知らせるレッドクロス旗(赤い斜め十字の入った白旗)が提示され、J・ミラー選手とアレックス・リンス選手(チーム・スズキ・エクスター)が残り5周時点でマシンを乗り換え。
残り3周時にはトップ集団のM・マルケス選手とF・バニャイア選手、J・マルティン選手、F・クアルタラロ選手、ジョアン・ミル選手(チーム・スズキ・エクスター)がマシン乗り替えのためにピットイン。
一方でスリックタイヤのまま走行を続けるブラッド・ビンダー選手(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)がトップ、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)が2番手、バレンティーノ・ロッシ選手(ペトロナス・ヤマハSRT)が3番手に浮上します。
その後、B・ビンダー選手はスリックタイヤのまま走り抜き、KTMのホームグランプリで今季初優勝。2位、3位には最終ラップでスリックタイヤを履いたライダーたちを抜き去ったF・バニャイア選手、3位にJ・マルティン選手が入賞しました。
021 MotoGP第11戦オーストリアGPを終え、表彰台を獲得した3選手は次のようにコメントしています。
■ブラッド・ビンダー選手(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)

「本当に怖かったです! 雨が降ってきたのを見たとき、1周あたり何秒ロスできるかを考えていて、他のライダーが入ってきたときには賭けに出ることにしました。
1周目はハードにプッシュできましたが、気温が下がってくるとリアタイヤがスライドし始めました。そしてカーボンブレーキの恩恵を失ってしまったんです。今日は、誰かが僕を支えてくれていたんだと思います。
ファンの前で、そしてKTMとレッドブルのホームレースで、僕は賭けに出なければならないと思ったんです。今日の勝利はとても素晴らしいものでした」。
■フランセスコ・バニャイア選手(ドゥカティ・レノボ・チーム)

「またしても優勝が遠のいてしまいましたが、それでも満足している。ベストを尽くしましたし、クルーたちも本当によく働いてくれました。ドライでもウェットでもトップに立ったときは、状況をうまくコントロールできました。
最初に雨が降ってきたときには、戻ってマシンを交換すべきかどうかわからなかったのですが、多くのライダーが止まらなかったのを見て、フラッグ・ツー・フラッグを行ったのは間違いだったと思いました。
レインタイヤを装着した1周目以降は、自分のリズムをつかみ、多くのライダーをパスして2位を獲得することができました。また挑戦します! 次のレースはシルバーストーンですが、そこでも良い結果を目指して戦えると思います!」。
■ホルヘ・マルティン選手(プラマック・レーシング)

「今、私は七転八倒しています。バイクを交換したときには表彰台に上れるとは思っていませんでしたが、その後、見事なオーバーテイクができるようになって、ゴールしたときには3位になっていました。
私たちが成し遂げていることをとても誇りに思います」。
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次戦、2021 MotoGP第12戦イギリスGPは、8月29日にシルバーストン・サーキットで開催予定です。
【了】












