実は免許取り立て!? プロライダー・石塚健がヤマハ「MT-25」で初ツーリング
どう違う? サーキットと公道での体感速度
例えば僕は、ツインリンクもてぎのバックストレートを150㎞/hのスピードで走ったとしても、スピードに対する恐怖心はほとんどありません。むしろ、速度が足りなく感じることも多く、後ろを振り返る余裕もあります。
しかし、高速道路で100㎞/hのスピードを出すと、サーキットでの150㎞/hより不思議と速く感じ、自然と心にブレーキがかかりました。

それは、前に他のライダーやクルマが走っているかどうかや、道幅が広い狭いなどは関係ありません。
公道を走り慣れているライダーなら、当然の感覚かもしれませんが、改めて、普段サーキットでとんでもないスピードで走っているんだなぁと、道中、笑いがこみ上げてくることもありました。
これは、色々なリスクを考えるだけの余裕があるからこその感覚なのではないかと、改めて考えさせられる出来事でした。
そんなことを考えながらも、信号待ちのなか、冷え切った手をエンジンの熱で何度も暖めながら、約2時間半の道のりを走り、合流地点の奥多摩湖 水と緑のふれあい館に到着します。
大久保選手とも合流し、まずは体を温めながらのティータイム。
ちなみに、今回の大久保選手の相棒は、カワサキ「Ninja ZX-25R」でした。ということで、お互いが乗ってきたマシンを交互に乗り替えながら、奥多摩の絶景を楽しみつつ、ワインディングを楽しみます。

僕は以前、Ninja ZX-25Rでサーキットを走ったことがあるのですが、サーキットで走ったことのあるバイクでも、公道で走るとまた印象が変わり、違った感触を楽しめるという点も、新たな気づきでした。
その後は、奥多摩湖をおおよそ一周回り、合流地点となる水と緑のふれあい館に戻って昼食を取ることに。
僕が頼んだのは、パノラマレストラン カタクリの花さんの、キノコカツ丼! だしの染みたキノコと、玉ねぎたっぷりのカツ丼で、沢山走って、冷え切った身体に染み渡り、とても美味しかったです。
ツーリングをしながら、お目当てのお店に向かい食事をするのも、ツーリングの楽しみのひとつなんですね! という風に、人生初のツーリングを、とても満喫することが出来ました。

レースとは別の走り方でオートバイを一日楽しみ、また違ったオートバイの魅力を感じることが出来たいい機会となりました。
バイクはサーキットで走っても、公道で走っても本当に楽しい乗り物だと思います。
また機会があれば、今度は別の場所にツーリングに行ってみたいと思います。
今回乗り比べたNinja ZX-25Rのインプレッションも、近日公開予定なので、是非そちらも楽しみにしていてくださいね。
Writer: 石塚健
(レーシングライダー)埼玉県出身の30歳。3歳からポケットバイクに乗り始め、ロードレースというオートバイ競技に参戦。現在は世界各国で活躍できるライダーを目指して日々、活動中。 2019年から、ヨーロッパでおこなわれる「FIM CEV REPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップ」への挑戦を開始。2025年は「FIM 世界耐久選手権」に、フランスのDafy-RAC41-Hondaより参戦し世界タイトルを目指します。自身のチームも立ち上げ「鈴鹿8耐」にも参戦! スポンサー募集中です! 応援よろしくお願いします。











