MotoGPに参戦する「チーム・スズキ・エクスター」 2022年シーズンで使用する「GSX-RR」と体制を発表
MotoGPに参戦する「Team Suzuki Ecstar(チーム・スズキ・エクスター)」は2022年シーズンで使用するレース用車両「GSX-RR」とライダーについて発表しました。ライダーたちはどのような意気込みを抱いているのでしょうか。
カラーリングと共に性能も向上したGSX-RR
MotoGPに参戦する「Team Suzuki Ecstar(チーム・スズキ・エクスター)」は2022年シーズンで使用するレース用車両「GSX-RR」とライダーについて発表しました。

昨シーズンに続き、ジョアン・ミル選手とアレックス・リンス選手をライダーに起用するスズキは、創立100周年を迎えた2020年シーズンにJ・ミル選手がシーズン優勝、2021年は厳しい戦いながらミル選手が3位でシーズンを終えるなど、着実に実績を残してきています。

2022年シーズンで使用されるGSX-RRはカラーリングを一新し、おなじみのブルーとシルバーにアクセントとなるブラックを追加。レトロとモダンを融合させた新しいロゴが、マシン、ウェア、レザー、チームトラックなどに使用されています。
「GearingUp」をスローガンに掲げるチーム・スズキ・エクスターのライダーは次のようにコメントしています。
■ジョアン・ミル選手

「トリッキーな2021年シーズンの後、冬の間はリラックスして過ごすことができました。チャンピオンシップで3位を獲得できたことは嬉しいですが、もっと上を目指したいと思っていますし、自分の最大限の力を発揮するために100%集中できるように、リセットすることが重要でした。
シーズン前のトレーニングは順調で、体調も良く、アタックする準備はできています。昨年末のテストでは、自分でも満足できるほどパフォーマンスが向上していたので、1ヵ月後の開幕に向けて新しいカラーリングを披露し、さらに周回を重ねたいです」。
■アレックス・リンス選手

「新しいGSX-RRは見た目も素晴らしいし、性能もいい。新しいシーズンの幕開けを迎えることができ、本当にうれしいです。この間、ジムだけでなく、GSX-R1000Rのストリートバイクでも多くのトレーニングを積んできました。
しかし、サーキットで走るレース用のバイクにはかないません。チームと再会できてうれしいです。僕たちは皆、同じ目標に向かっているし、彼らを信頼しているます。テストデイも重要ですが、カタールでの初レースが待ちきれないです!」
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MotoGPの2022年シーズン開幕戦は、3月6日にカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで開催予定です。