スペイン発の電動マキシスクーター Nerva「Exe」長寿命で安全性の高いLFPバッテリー搭載モデルが登場
スペインに拠点を置く電動モビリティメーカー「Nerva」は、新型の電動スクーター「Exe」を公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
巨大な車体の電動マキシスクーター
スペインに拠点を置く電動モビリティメーカー「Nerva」は、新型の電動スクーター「Exe」を公開しました。

Nervaが発表したExeは、ピークパワーは12kWh、最高速度125km/hを発揮する重量227kgの電動マキシスクーター(ビッグスクータ)モデルです。
Exeでは世界最大のバッテリー技術企業の1つであるBYD(プラグインハイブリッドカーも製造する中国メーカー)製の長寿命で安全性の高いリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーを搭載。約4時間20分の充電で最大150kmの航続距離を実現するといいます。

また、高速走行時の安定性とコントロール性を最大限に高めるため、気流を導くエアロダイナミクスラインを備えたウインドスクリーンとフェアリングを採用。各ホイールの制動圧を調整し、制動距離を短縮する効率的なブレーキ技術であるCBSブレーキも採用されています。
そのほか、Exeではヘルメットを2個収納できるシート下スペースのほかでもございません、4つのライディングモード、複合ブレーキシステム、Bluetoothスマートフォン接続機能が搭載されています。
日本においては2022年4月22日よりBMW Motorradが新型の電動スクータ「CE 04」の発売を行うなど、徐々に活性化が見られる電動バイク市場。今後の動向が気になるところです。