コスパ最高! タンデム走行におすすめの原付二種とは?

原付二種を所有するメリットのひとつとして、特定の条件下でタンデム走行が可能という点が挙げられます。なかでも、ふたりで乗っても安定感の高い車格やロングシート、グラブバーが備えられているモデルがタンデム走行におすすめですが、どんなモデルがラインナップされているのでしょうか。

タンデム走行におすすめの原付二種とは?

 原付二種は、法定速度60km/hや二段階右折の不要など、原付一種にはないメリットが多くあります。なかでも、ふたり乗り(以下:タンデム走行)ができる点は大きな利点です。

 そんなタンデム走行で活躍する装備としては、ふたりで乗っても安定する大きな車格とロングシート、後方に座る人が掴めるグラブバーなどが挙げられますが、これらの装備が標準で搭載されている原付二種モデルは、どんなラインナップがあるのでしょうか。

安心してタンデム走行できるヤマハ「NMAX」
安心してタンデム走行できるヤマハ「NMAX」

 まず1台目の紹介する車種は、ヤマハ「NMAX」です。

 シートのクッション性がとても高く、長時間のタンデム走行でも疲れづらいほか、グラブバーも大きく掴みやすい形状のため、安心してタンデム走行できる一台となっています。

シートのクッション性がとても高く、大きいクラブバー掴みやすい
シートのクッション性がとても高く、大きいクラブバー掴みやすい

 ボディカラーはグレー、マットダークグレー、シルバー、マットブルーの4色をラインナップ。価格は36万8500円です。

タンデムに重要なのは安定感!?

 3台目にご紹介する車種は、ヨーロッパ市場向けに販売されており、国内仕様の「フォルツア250」と同じボディと装備を受け継ぐ、ホンダ「フォルツア125」です。

ヨーロッパ市場向けに販売されているホンダ「フォルツァ125」
ヨーロッパ市場向けに販売されているホンダ「フォルツァ125」

 125ccとは思えない大柄な車格と長いホイールベースが特徴で、タンデム走行も快適です。また、両サイドに独立した大型のグラブバーが装備されており、後方に座っていてもしっかりとつかむことができる点も魅力のひとつです。

シート下には、フルフェイスヘルメットがふたつ収納できるスペースを確保
シート下には、フルフェイスヘルメットがふたつ収納できるスペースを確保

 さらにシート下には、フルフェイスヘルメットがふたつ収納できるスペースが確保されており、タンデム走行をする機会が多い人には、うれしい収納力。

 2022年1月現在、日本での販売は発表されていませんが、逆輸入車として購入できる場合もあるため、気になった人は調べてみると良いかもしれません。

ヤマハ「トリシティ125」
ヤマハ「トリシティ125」

 4台目に紹介する車種は、2014年に発売されたヤマハ「トリシティ125」です。

 フロント二輪という独創的なスタイルが特徴の、三輪モデル。ヤマハ独自の技術であるLMW(リーニング・マルチ・ホイール)で、通常の二輪バイクと同じように車体を傾けて旋回することができます。

雨天時の走行や濡れて滑りやすい路面状況でも、前輪の左右どちらかのタイヤがグリップするLMW機構
雨天時の走行や濡れて滑りやすい路面状況でも、前輪の左右どちらかのタイヤがグリップするLMW機構

 LMWは、雨天時の走行や濡れたマンホールなどの滑りやすい路面状況でも、前輪の左右どちらかのタイヤがグリップするため、転倒のリスクを軽減。三輪の安定性能と二輪の軽快な走りをミックスさせたことで、タンデム走行でも快適な走りを実現します。

 ボディカラーはホワイト、イエロー、マットグレーの3色をラインナップ。価格は42万3500円、ABS仕様が46万2000円です。

※ ※ ※

 30km/h制限や二段階右折などの制限がない原付二種は、タンデム走行ができることも大きな特徴です。

 バイクのボディサイズやシート形状、装備などでタンデムのしやすさが異なるほか、タンデム走行はバランスを崩しやすいため、バイク選びの際は安全性も大切なポイントとなるでしょう。

【画像】コスパ最高!タンデム走行に最適な原二スクーターを画像で見る(9枚)

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