ロイヤルエンフィールド「Scram 411」 若年層をメインターゲットにしたブランド初ミドルクラス・アドベンチャー・クロスオーバーモデル登場
英国で誕生し、現在はインドの自動車大手「アイシャー・モーターズ(Eicher Motors Limited)」の一部門となっているバイクブランド「Royal Enfield(ロイヤルエンフィールド)」は、新型のアドベンチャー・クロスオーバーモデル「Scram 411(スクラム411)」を公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
「ヒマラヤ」の多用途性と性能を再構築
英国で誕生し、現在はインドの自動車大手「アイシャー・モーターズ(Eicher Motors Limited)」の一部門となっているバイクブランド「Royal Enfield(ロイヤルエンフィールド)」は、新型のアドベンチャー・クロスオーバーモデル「Scram 411(スクラム411)」を公開しました。

インドで販売が開始され、2022 年半ば頃を目安に他アジア太平洋地域、その後北米や中南米地域に展開される予定のScram 411は、最高出力14.38HP/6500rpm、最大トルク32NM//4250±250rpmを発生する排気量411ccの単気筒エンジンを搭載したロイヤルエンフィールド初のアドベンチャー・クロスオーバーモデルです(※ヒマラヤはデュアルパーパスモデル)。
オフロード、オンロードの双方で親しみやすい性能を発揮するScram 411 では、個性的な外観とデザイン、遊び心のあるカラーリングを採用。
アドベンチャーモデルでありながらシート高795mmに設定することで優れた足つき性を実現しています。

Scram 411の発表に際し、アイシャー・モーターズ社の最高経営責任者Siddhartha Lal氏、ロイヤルエンフィールド アジア太平洋地域責任者のAnuj Dua氏は次のようにコメントしています。
■アイシャー・モーターズ社の最高経営責任者Siddhartha Lal氏
「ロンドンでも、ニューデリーでも、東京でも、現代の都市生活の輪郭は刻々と変化しており、私たちの世界のペースは益々速度が上がっています。都市部での生活は、平日の喧騒と週末の逃避行、そしてその間にあるものが全てとなりました。私たちは、このような状況を難なく乗りこなし、現代の若いライダーにとって完璧な味方となるモーターサイクルを作りたいと思いました。現代のために作られた Scram 411 は、いつでもどんな変化にも向き合う準備ができているモーターサイクルなのです」。
■ロイヤルエンフィールド アジア太平洋地域責任者のAnuj Dua氏
「交通の便が良く、効率的に移動できるモーターサイクルは、アジア太平洋地域で最も人気のある交通手段になっています。アジア太平洋地域のライダーは、通勤や冒険のための手段としてモーターサイクルを深く支持しています。私たちは、新しい Scram 411 が中型モーターサイクルセグメントにおけるスイートスポットを見出だすであろうと感じています。
Himalayan の多用途性と性能は世界的に高く評価されており、私たちはこのモーターサイクルをより若く、現代的で都会的な文脈で再構築することを思いつきました。街中を楽しく魅力的に走ることができ、かつ逞しさを併せ持ったモーターサイクルを好むアジア太平洋地域の若者ライダーにとって、Scram 411 は完璧なクロスオーバーとなることでしょう。
他のモーターサイクル同様、Scram 411 は世界中のライダーのために作られ、世界クラスのエンジニアリングによって製造されています。非常にエキサイティングで活気に満ちた新しいモーターサイクルであり、世界中のライダーが新型 Scram 411 を好きになってくれるものと自負しています」。





















