大クラッシュでの怪我を経てMotoEオフィシャルテストに参加! レーシングライダー大久保光のレースレポート
世界で活躍するレーシングライダー大久保光選手が、2022年シーズン2回目のMotoEオフィシャルテストの様子をレポートしてくれました。
雨に翻弄された2回目のテスト
こんにちは。レーシングライダーの大久保光です。今回は、MotoE公式テスト2回目について書かせていただきたいと思います。

オフィシャルテストがおこなわれたのは、前回と同じくスペインのヘレスサーキット。前回、テスト中の転倒により、左小指を負傷してしまいましたが、痛みは残るもののほぼ完治して万全の態勢でテストに臨むことができました。
今回もテストスケジュールは3日間、1日3本のセッションという前回と同様の流れ。1日目には予選シミュレーション、また最終日の3日目には、レースシミュレーション(模擬レース)がおこなわれました。
1日目の1本目は、まず前回大転倒をしたこともあり、マシンの確認に重点を置いて、走行をしていきました。 その後マシンのセットアップを進めながらペースを上げていき、予選シミュレーションでは3番手タイムを記録することができました。

開幕戦に向けて調子は良好
2日目は雨が降ったり止んだりと生憎の天気で、難しいコンディションとなりました。
MotoEの公式テストのレギュレーションによって、レインタイヤは1日1セットまでしか使えないので、天気の様子を見ながら走行をするかどうかを考えていましたが、午後になってもコンディションは変わらず、3本目だけ少し走行する形で2日目を終えました。
最終日は、1本目の走行時間は前日の雨が乾ききっておらず、中途半端な路面コンディションだった為キャンセル。ただ、3日目は天気もよく気温も高かったため、すぐに路面が乾き、2本目からはしっかりと乗ることができました。
そこで、1本目で試し切れなかったセットアップを試し、良し悪しを確認したところで、レースシミュレーションを開始。グリットは3日目の2本目のタイムで決められたため、9番手からのスタートとなりました。

レースシミュレーションでは、試験的に昨年より1周多い9周を周回。スタートして3周目に今回のテストでの自己ベストタイムを更新することができただけでなく、そのままペースを維持することもでき、4番手まで追い上げたところでチェッカー。
狙い通り、タイヤが減ってきた段階でペースを維持しやすいセットアップを得ることができましたが、予選に向けた1発タイムが課題となったので、開幕戦までにしっかりと克服していきたいと思います。

また、4月24日に鈴鹿サーキットでおこなわれる全日本ロードレース選手権にスポット参戦。決勝は、Race1、Race2ともに14位でした。
クラスはJSB1000で、チームはEVA RT 初号機 Webike TRICK STAR Kawasaki。鈴鹿8耐にも同チームから参戦しますので、レースはもちろんのこと、しっかりとMotoEにも繋げられるように頑張ります。
引き続き、応援宜しくお願いします。








