アメリカン・カスタムの祭典「ジョインツ2022」開催 晴天のポートメッセ名古屋に約3500台のバイクが集結

愛知県名古屋市のポートメッセ名古屋で日本最大級のアメリカン・カスタムイベント「ジョインツ2022」が開催されました。当日のショーの様子やアワードを受賞したバイクを、チョッパージャーナル編集長の渡辺まことさんが写真とともに紹介します。

バイクでの来場者数は2007年の開催以来過去最多に

 2019年の発生以来、様々なイベント開催に影響を及ぼしてきた『新型コロナウイルス』の感染拡大ですが、我々の日常を見てみるとそろそろ収束に向けた動きが加速しつつあるような気がします。

 もちろん、毎日発表される陽性者数の増減を見るとまだ油断出来ない状況にあるのが正直なところですが、プロ野球や大相撲などのスポーツ興行は声を出しての応援が制限されながらも既に有観客で開催されています。また街中でも「緊急事態宣言」や「まん延防止重点措置」が緩和され、飲食店も通常の営業に戻り、一応の落ち着きを取り戻した感を受けるのが正直なところではないでしょうか。

会場を華やかに演出するショーガールの存在もカスタムショーでは欠かせない要素のひとつ。カスタムバイクとセクシーな女性の組み合わせは、やはり定番です
会場を華やかに演出するショーガールの存在もカスタムショーでは欠かせない要素のひとつ。カスタムバイクとセクシーな女性の組み合わせは、やはり定番です

 実際にバイク業界に目を向けても大阪を皮切りにモーターサイクルショーが3年ぶりに開催され、その他、大小様々なイベントが運営されるに至っています。

 そうした流れの中、2022年5月8日(日)に愛知県名古屋市のポートメッセなごやで開催された「ジョインツカスタムバイクショー2022」ですが、その様子を見る限り、カスタムバイク業界にも「コロナ以前」の熱気が戻りつつあるように思えます。

ショー当日の2022年5月8日、好天に恵まれたこともあり、約3500台ものバイク来場者を数えたという今年のジョインツ。あらかじめ用意した駐車場が満杯となり、急遽、ポートメッセ名古屋の第三展示場駐車場を開放し、多くの来場者に対応したとのことです
ショー当日の2022年5月8日、好天に恵まれたこともあり、約3500台ものバイク来場者を数えたという今年のジョインツ。あらかじめ用意した駐車場が満杯となり、急遽、ポートメッセ名古屋の第三展示場駐車場を開放し、多くの来場者に対応したとのことです

 2020年は「新型コロナウイルス」の感染拡大の影響を受け、中止。2021年は再開されたものの「まん延防止重点措置」下での開催とったジョインツカスタムバイクショーですが、今年はいよいよ様々な「規制」がない状態で迎えたオープニング。

 当日はゴールデンウィークの最終日にして晴天ということもあり、多くの観客の皆さんが愛車を走らせ、会場前のポートメッセなごやの特設駐車場に集まったのですが、主催者の発表によるとそのトータル台数は何と約3500台とのこと。

 ショー会場オープン前から次々とバイクが来場し、あれよあれよという間に駐車場が埋まっていったのですが、主催者の高橋充氏曰く「バイクでの来場者数は2007年の開催以来、最も多かった」とのこと。最終的にはポートメッセなごやの第三展示場前の駐車場を臨時で開放し、多くのバイク入場者に対応したそうですが、そうした部分を見るだけでも多くの方が「カスタムバイクショー」の開催を待望していたことが伺えます。

 今回、3台が選出された「ベスト・ナックル」の中で久しぶりにショー出展を果たしたのがコチラのFOUR。パーツチョイスや全体のシルエット、センスなどマニア垂涎の仕上がりが与えられています
今回、3台が選出された「ベスト・ナックル」の中で久しぶりにショー出展を果たしたのがコチラのFOUR。パーツチョイスや全体のシルエット、センスなどマニア垂涎の仕上がりが与えられています

2023年からは年2回の開催を計画

 もちろん、その会場にしても多くの人々が入場ゲート前に並び、長蛇の列となったのですが聞けば1日の入場者は約1万人を数えたとのこと。会場内では70件以上のショップが珠玉のカスタムバイクを展示し、多くの人を楽しませたのですが、「コロナ以前」の熱気が戻ったというより、歴代のジョインツカスタムショーでも今年は最も盛り上がった感を受けたのが正直なところです。

 今回はギャラリー写真でアワードを獲得したマシンを中心にショーの様子を紹介していますが、主催者の高橋氏によると「来年はハイテックなカスタムやバガーとクラシカルなオールドスクールチョッパーを分け、年間2回で開催する予定」というジョインツ。まだ新型コロナウイルスの完全な収束は先の話なのかもしれませんが、今年の勢いを見る限り、来年の開催にも期待です。

【画像】「ジョインツ2022」でアワードを獲得した様々なカスタムバイクを画像で見る(52枚)

画像ギャラリー

Writer: 渡辺まこと(チョッパージャーナル編集長)

ハーレーや国産バイクなど、様々な車両をベースにアメリカン・テイストのカスタムを施した「CHOPPER」(チョッパー)をメインに扱う雑誌「CHOPPER Journal」(チョッパージャーナル)編集長。カスタム車に限らず、幅広いバイクに対して深い知識を持つベテラン編集者。

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