日本最大級のアメリカンカルチャーイベント「IKURA’s アメリカンフェスティバル2022」が開催! 30周年記念でアメ車やバイクが勢揃い!!
アメ車やバイク、アメリカンカルチャーをテーマにしたイベント「IKURA's アメリカンフェスティバル2022」が、富士スピードウェイで開催されました。30周年を迎え、日本中からアメ車やバイクが集結。IKURA&クレイジーケン、鈴木雅之らによるスペシャルライブも披露されました。
アメ車とバイク、音楽をテーマにしたアメリカンカルチャーイベント!
アメリカンモーターカルチャー好きの一大イベント「IKURA’s アメリカンフェスティバル 2022」が、5月29日(日)に、静岡県駿東郡小山町にあるサーキット「富士スピードウエイ」で開催されました。

タレントでソウルシンガー&カスタムプロデューサーとしても知られるIKURA(イクラ)ちゃんこと井倉光一さん(60)がオーガナイザーとなり、アメ車やハーレーダビッドソンなどのアメリカンモーターをはじめ、国産旧車、カワサキのZシリーズなどのマニアックな車両が集合。全国からモーターカルチャーファンが集まる国内最大級イベントとして知られています。
初回は1992年で、音楽バンドのプロモーション活動の一環として行ったのがキッカケでした。イクラさんの好きなモータースポーツ、カスタムカルチャー、音楽などをテーマにしたお祭りとなり、運営形態や内容、会場、時期を変えながら、長年開催を続けてきました。30周年となる今回は豪華ゲストによるスペシャルライブも行われました!
富士山を望む好天の中、クルマ&バイク好きが大集合!
開催前は雨が続いていましたが、当日は朝から好天。イクラさんは今までイベントが雨で中止になったことが一度もない…というほどの晴れ男伝説を持っているそう。富士山が美しい姿を見せる中、オープン前から入場ゲートに全国各地から自走してきたアメ車やバイクが集合。オープンと同時に続々とクルマやバイクが入場してきます。

このイベントのユニークな注目ポイントが、臨時の二輪駐輪場です。アメリカンをメインとしたハーレー駐車場、カワサキZシリーズを中心とした国産バイクエリアがあり、参加者たちが自慢の愛車を並べます。駐輪場もモーターサイクルショーのように華やかです。わざわざ駐輪場を見学しにくる人も多くいます。

また、今年はカワサキのZ シリーズが誕生して50周年とあって、全国からZファンが集結。1972年に北米マーケットに向けて開発された900super4(Z1)が登場して以来、世界中にファンが存在します。イクラさんも愛好家のひとりで、オリジナルデザインしたタイガーカラーのカスタムZ1が展示されました。
メイン会場となるイベント広場は、メインステージとカーショー&モーターサイクルショーエリアがあり、レアなヴィンテージカーやカラフルなカスタムカー、カスタムバイクが並びます。
ショートサーキットでは「ストックカークラブオブオールジャパン(SCAJ)」によるスプリントロードレースが開催。スワップミート&ディーラーブースでは、イベント特別セールも開催されました。

メインレーシングコースではお昼からトライク、ハーレーダビッドソン、カワサキZシリーズによるサーキットパレードが行われました。バイクで来場した一般参加の希望者が、富士スピードウェイのサーキットを走れる人気行事。主催のイクラさん、ゲストアーチストのクレイジーケンバンドの横山剣さんが愛車で一緒に走行。スタンド席の観客は大いに盛り上がりました。

また、カスタムバイクショーでは5部門が開催。BAGGER部門はアイアンパドック製作の2021年式ハーレーダビッドソンFLTRXS、HOGG部門はガレージサンウエイ製作の2011年式ハーレーダビッドソンFLTR、CLUB STYLE部門はプライズバイクサロン製作の2012年式ハーレーダビッドソンFXDL、GOOD LOOKING部門はグリースモーターサイクル製作の1981年式ヤマハSR、Performance Bagger部門はプライズバイクサロン製作の2017年式FLTRXが受賞しました。
メインステージのスペシャルライブはお祝いムードでハッピーに!
このイベントのメインのひとつとなっているのが豪華アーティストによる音楽ライブです。まず、オープニングセレモニーではMCに工藤竜平さん、タレントで初代ミニスカポリスの福山理子さんが登場。昭和世代の参加者が多く、軽快なトークで大いに盛り上げます。

音楽ライブのオープニングアクトはシンガーソングライターのWeiyao(ウェイヨー)さん。大樹ングストン(ダイキングストン)さん、リトル リリアさん、ロックバンドのキャディラック、ダンスパフォーマンスグループBLUE MOON BOOが登場し、観客を湧かせました。

そしてファイナルステージのIKURA & FUNKEE STYLEライブに突入! なんと往年のリーゼントスタイルで登場です。スポンサーのアデランスによって実現したユニークな試みで、昭和世代の観客に大ウケ。ステージはさらにヒートアップします。
「30年間、ずっと応援してくれてありがとうございます。本当はアメフェスって始めた時は1回で辞めようと思っていたイベントだったんです。それが2回、3回と続いて…。40歳までやったら辞めようと思っていたんだけど、50歳になって、じゃあ60歳までいけるのかなって…。本当は60歳になったら辞めようと思ったけれど、全然できるじゃん! 70歳までやります! 古希です!!」とイクラさんが宣言すると、会場は大きな拍手に包まれました。

それからシンガーのなかの綾さんが飛び入りしてパワフルなデュエット。クレイジーケンバンドからギターの小野瀬雅生さん、ヴォーカルの横山剣さんが登場。横山剣さんもリーゼント姿で盛り上げます。

クライマックスではスペシャルゲスト、ラッツ&スターから鈴木雅之さんと桑野信義さん、バリー佐藤さんが登場。イクラさんを交えたスペシャルコラボユニットです。誰もが知ってるヒットナンバーを連発し、ステージのボルテージも最高潮に! アメフェス30周年に、イクラさん60歳、鈴木雅之さんはソロデビュー35年という節目が重なり、演者も参加者もお祝いムード。会場はハッピーな雰囲気に包まれました。