2022年8月最新!車両重量が軽い原付二種ベスト5

バイクを購入するにあたって、車両の重さも選択肢のひとつになります。では、2022年8月現在、 車両重量が軽い原付二種にはどういったモデルがラインナップしているのでしょうか。

車両重量が軽い原付二種を、ランキング形式で紹介!

 125ccクラスの原付二種は、軽くてコンパクトなボディや街中を軽快に走ることのできる機動性の高さ、維持費の安さなどで、近年人気のカテゴリーとなっています。特に車体が100kgぐらいから130kg前後と軽いモデルが多いため、通勤や通学・買い物など、日常的に利用するのに非常に便利なバイクといえます。

125ccクラスの原付二種は、通勤や通学・買い物など、日常的に利用するのに非常に便利なバイクです
125ccクラスの原付二種は、通勤や通学・買い物など、日常的に利用するのに非常に便利なバイクです

 また、原付二種は小柄な人や体力の衰えを感じている年配ライダーでも、扱いやすく安心して運転しやすい車両です。加えて、軽くて取り回しが楽にできることから、狭い駐輪場に停める際も苦になりづらくいというメリットもあります。

 ちなみに、車体が軽くなるほどハンドリングが軽快になり、カーブでの旋回性が良くなります。また、車体にかかる負担が少ないため、走りだしもスムーズで制動距離も短くなり、ブレーキの利きや燃費も良くなるといいます。つまり、原付二種のような小排気量のバイクにおいて、車体が軽いことは絶大な効果をもたらすといえるのです。

 では、2022年8月現在、 車両重量が軽い原付二種にはどういったモデルがラインナップしているのでしょうか。

 車両重量が軽い原付二種の第5位は、ホンダ「モンキー125」で、車両重量は104kgとなっています。

2018年に復活した原付二種レジャーバイク、ホンダ「Monkey(モンキー)」
2018年に復活した原付二種レジャーバイク、ホンダ「Monkey(モンキー)」

 レジャーバイクの元祖として、半世紀に渡って愛され続けた50ccモデルの「モンキー」は、2017年に惜しまれつつ生産終了しました。しかし、その翌年の2018年に愛らしく親しみやすいフォルムはそのままに、ひと回り大きくなって原付二種として登場します。

 ベースとなっているのは同じ原付二種の「グロム」で、各部の設計を新たに見直しモンキーらしいトコトコ感を演出。さらに、2021年のモデルチェンジにより、新エンジンのロングストローク化に加え、ミッションを4速から5速に変更し力強い走りを実現しています。

 また、肉厚のシートやスチールフェンダー、アップマフラーなど、モンキーらしい独特のデザインが継承されているのもポイントです。

 続いて第4位は、同じくホンダ「グロム」で、車両重量は102kgとなっています。

2021年のモデルチェンジでトランスミッションを4速から5速化に変更されたホンダ「GROM( グロム)」
2021年のモデルチェンジでトランスミッションを4速から5速化に変更されたホンダ「GROM( グロム)」

 グロムは、2013年に登場して以来、個性的なデザインと安定した走行性能で人気を博し、現行モデルで3代目となるバイクです。

 2021年のモデルチェンジでヘッドライトが大型化され、シートはフラットなデザインに変わりライディングポジションの自由度が向上。新エンジンを搭載したことで高い環境性能を維持したまま性能アップを実現させています。

 加えて、トランスミッションを4速から5速化に変更されたことにより、幅広いシチュエーションに対応できるようになりました。また、軽量ボディと前後12インチホイールを採用し、高い小回り性能と軽やかなハンドリングで、街中や狭い道でも軽快に走ることができます。

 第3位は、ホンダ「スーパーカブ110」で。車両重量は101kgです。

カブ伝統のスポークホイールからキャストホイールに変更されたホンダ「スーパーカブ110」
カブ伝統のスポークホイールからキャストホイールに変更されたホンダ「スーパーカブ110」

  スーパーカブ110は、2022年4月のモデルチェンジでロングストローク化した新エンジンを採用したことにより、低中速域でのトルク特性がアップし、のびやかな走りを実現しながら燃費も向上させました。また、カブ伝統のスポークホイールからキャストホイールに変更され、タイヤはチューブレスを採用。さらに、ABS装備のフロントディスクブレーキを搭載して、安全性を高めています。

 新たな装備の追加で、旧型よりも2kg重くなっていますが、スリムで足つき性が良く扱いやすいバイクであることに変わりはありません。このように小柄な人でも安心して乗れるところが、スーパーカブが長く支持されている理由のひとつといえるかもしれません。

 第2位は、ヤマハの「アクシスZ」とスズキの「アドレス110」の2車種で、車両重量はどちらも100kgとなっています。

シート下には37.5Ⅼの大型トランクを採用したヤマハ「アクシスZ」
シート下には37.5Ⅼの大型トランクを採用したヤマハ「アクシスZ」

 まずアクシスZは、125ccの原付二種スクーターでは非常にコンパクトな部類に入り、軽くて扱いやすいのが特徴です。また、燃費と環境性能を両立させたBULE COREエンジンで、スムーズな加速と低燃費を実現。シート下には37.5Ⅼの大型トランクを採用し、普段の買い物や仕事などでの利便性を高めています。

前後14インチの大径タイヤを採用し、直進の安定性とシャープなハンドリングを両立したホンダ「ディオ110」
前後14インチの大径タイヤを採用し、直進の安定性とシャープなハンドリングを両立したホンダ「ディオ110」

 そしてアドレス110は、日常生活の利便性を考えて開発された原付二種スクーターで、前後14インチタイヤを採用し、安定性と直進性にすぐれています。

 加えて、スリムで軽いボディは取り回しがしやすく、狭い道や駐輪場などでも扱いやすいのが特徴です。標準装備のリアキャリアのほか、シンプルな機能を必要最低限に備えながらコストパフォーマンスに優れた一台となっています。

 そして第1位は、車両重量が96kgである、ホンダ「ディオ110」です。

前後14インチの大径タイヤを採用し、直進の安定性とシャープなハンドリングを両立したホンダ「ディオ110」
前後14インチの大径タイヤを採用し、直進の安定性とシャープなハンドリングを両立したホンダ「ディオ110」

 新設計のeSAFフレームを採用しており、剛性の強化に加え、従来モデルよりも-4kgの軽量化を実現しています。さらに、高い燃費性能と環境性能を追求したeSPエンジンで、低燃費でスムーズな走りを発揮します。

 また、前後14インチの大径タイヤを採用し、直進の安定性とシャープなハンドリングを両立。そのほかにも、スマートキーシステムやアイドリングストップ機構といった、最新技術を取り入れているのもポイントです。

※ ※ ※

 バイクが軽いと取り回しが楽になり、燃費にも優しく軽快に走ることができます。特に日常的に使うことが多い原付二種では、車体の軽さは大きなメリットになるといえるでしょう。

 愛車と長く付き合っていくためにも、車体の軽さに注目してバイクを選ぶのも良いかもしれません。

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