天候!? 怪我? 様々なアクシデントを乗り越えて挑んだ3年ぶりの鈴鹿8耐! レーシングライダー石塚健のレースレポート

レーシングライダーの石塚健選手が、自身が参戦した鈴鹿8耐をレポートしてくれました。

アクシデント続きのレースウィーク

 皆さんこんにちは!レーシングライダーの石塚健です。

 2022年8月4日から8月7日、鈴鹿サーキットでおこなわれた「FIM EWC 世界耐久選手権 ”コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会」。僕たちTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWは、SSTクラス連覇を目標に参戦してきたので、そのレポートを書かせていただきます。

8耐フリー走行で本番に向けてマシンのセッティングを進める石塚健選手
8耐フリー走行で本番に向けてマシンのセッティングを進める石塚健選手

 今回、僕が組むのは、中冨伸一選手と、星野知也選手の3人。8耐に参戦するチーム(エントラント)のほとんどが、レースウィークの月曜日にはサーキットに入り、搬入や設営を実施します。

 火曜日、水曜日のフリー走行日に設けられた各6時間程の走行枠を消化し、最後のテストに挑みました。ウィークの木曜日は車検やブリーフィングなどがおこなわれる、いわば休息日。

 その後、いよいよ公式プログラムの開始となる金曜日に開催された予選では、ライダー3人がそれぞれ20分間のセッションを2回ずつおこなう流れです。8耐の予選は、チーム内での上位2人のライダーのベストタイムの平均が、そのチームの予選タイムとなるレギュレーション。

 個人では1回目のセッションで、2分08秒231の自己ベストをマークし、SSTクラスでは全体の2番手タイムを出すことができました。

搬入直後のバイク。翌日の走行に向けて整備がおこなわれます。
搬入直後のバイク。翌日の走行に向けて整備がおこなわれます。

 公式スケジュール上、時間帯などからコースコンディションが良く、タイムが出るだろうと思われていた第3ライダー中冨選手のセッションは、2セッションとも雨が降り出す悪天候により、アタックできず。

 第1ライダーの星野選手は2分10秒318をマークし、総合17番手、SSTクラス3番手からのスタートとなりました。しかし、予選後にレインコンデイションでおこなわれた夜間走行で、星野選手がフロントを滑らし転倒。大きな転倒ではありませんでしたが、決勝目前という段階で、年間エントリーしている全日本ロードレース選手権で負った治りかけの怪我を悪化させてしまうというハプニングが発生してしまします。

 翌日となる、決勝日の朝のフリー走行で、身体の状態を確認するために走行しましたが、やはり痛みがあったようで、残念ながら欠場する決断に至り、決勝レースは自分と中冨選手のふたりで走ることになりました。

 そしてレースはいよいよスタート!といいたいところですが、今回はここまでにしておいて、次回、決勝レースの模様をお伝えしたいと思います!

 お楽しみに~!それでは。

 画像提供:(c) TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW

石塚 健 / Takeshi Ishizuka Twitter

【画像】8耐で鈴鹿サーキットを走る石塚健選手を画像で見る

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Writer: 石塚健

(レーシングライダー)埼玉県出身の26歳。3歳からポケットバイクに乗り始め、ロードレースというオートバイ競技に参戦。現在はその世界選手権である「MotoGP」を目指して日々、活動中。
2019年から、ヨーロッパでおこなわれる「FIM CEV REPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップ」への挑戦を開始。2022年は、「全日本ロードレース選手権」のST1000クラスをメインに、「世界耐久選手権」、「FIM CEVREPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップ」にも参戦します。スポンサー募集中!応援よろしくお願いします。

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